米Googleは、最新のOSであるAndroid 5.0 Lollipopのリリースにともない、開発環境「Android 5.0 SDK」の正式版を10月17日(現地時間)にリリースした。
Android 5.0 Lollipopは新機能として、Material DesignテーマおよびAPI、アプリからの通知の拡張、バッテリ制御の効率化、Androidランタイム(ART)で動作するアプリの拡張、OpenGL ES 3.1やAndroid Extension Pack、および64ビットへの対応が追加されている。
「Nexus 6」「Nexus 9」およびゲーム機「Nexus Player」で動作するAndroidの最新版は11月初旬のリリースを予定しており、Nexus 4/5/7(2012および2013)/10と、Google Play対応機種に対応したAndroid 5.0アップデートも同時期にリリースする。
「Android 5.0 SDK」は、最新のツールと、「Nexus 5」「Nexus 7(2013)」「ADT-1」およびAndroidエミュレータの開発者向けのテスト用システムイメージを収録しており、APIレベル21とMaterial Designに対応したサポートライブラリを使用した、最新のAndroidプラットフォーム向け開発を行える。
「Android 5.0 SDK」の各コンポーネントは「Android SDK Manager」からダウンロード可能で、「Android Studio」を使ってアプリを開発できる。
【関連リンク】
・Google
・「Android SDK」(英語)
・「Android Studio」(英語)
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