米Microsoftは、「.NET Framework Blog」の11月20日(現地時間)付けの記事で、.NET 2015のプレビュー公開と、.NET Coreの完全なオープンソース化を行って以降1週間の反響を紹介するとともに、今後の予定について解説している。
.NET Coreのオープンソース化を伝えるブログエントリに対するページビューは20万を超えており、GitHubではその週のトップレポジトリに躍り出るなど、大きな反響があった。
ほかにも、MicrosoftのTwitterアカウントやブログコメント、Facebookページには途方もない数のコメントが寄せられ、一部にはネガティブな意見もあったものの、全般的には好意的に受け止められている。
さらに、Adam Ralph氏による非en-US環境でのテスト動作の修正をはじめとする、20のコントリビュートがコミュニティから寄せられた。コントリビュートのうちのいくつかは追加APIに関する要望で、Microsoftでもすでにユーザーによる追加APIのレビュープロセスについて検討を進めている。
すでに、AppVeyor上にパブリックCIサーバを立ち上げるとともに、開発者向け情報を提供するwikiを設置しており、今後はロードマップと、ユーザーからのリクエストへの対応状況なども公開する。また、ライブラリの充実や、Monoとのクロスプラットフォームの実現、GCやJITコードの実行が可能なランタイムを提供していく。
【関連リンク】
・日本マイクロソフト
・「Microsoft on GitHub」(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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