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【新刊紹介】『Oculus Riftでオレの嫁と会える本』が12月15日発売、UnityとMMDでVRプライベートライブを作ろう!

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 CodeZineでレポートを掲載した、CEDEC 2014のOculus Riftセッション。その登壇者でもあった桜花一門氏らOculus Festival in Japanのメンバーを著者に迎えた、Oculus Rift本邦初の解説書『Oculus Riftでオレの嫁と会える本 UnityとMMDモデルで作る初めてのバーチャルリアリティ』が、12月15日、翔泳社より発売されます。

12月17日にはOculus Rift実機体験会も

 本書の刊行を記念して、Oculus Riftの体験会を、書泉ブックタワー(東京・秋葉原)にて開催します。キャラクターによるライブ、プロ級のスキージャンプ体験、ジェットコースターなどがVRで体験できるコンテンツを予定しています。

実施要項
  • 日時:12月17日(水)17:00~
  • 会場:書泉ブックタワー 9F イベントスペース
  • 参加費:無料
  • 事前予約不要
  • 参加特典:ステッカー配布

担当編集者からのコメント

 「Oculus Rift」(オキュラス・リフト)は、米国のベンチャーOculus VR社が開発したバーチャルリアリティ(VR)用のヘッドマウントディスプレイです。Facebookによる買収劇や、最近のマスコミへの露出などで、ご存じの方も多いかもしれません。350ドルという低価格でありながら、従来のヘッドマウントディスプレイでは体験できなかった圧倒的な没入感(あたかも画面内の世界に存在しているような感覚)を感じられるということで、開発者を中心に熱狂的なファンを獲得しています。

 

 開発はゲームエンジンの「Unity」や「Unreal Engine」向けに用意されている機能を使ったり、SDKを用いて行ったりすることが可能です。これらゲームエンジン自体の開発生産性がとても高く、Oculus Riftへの対応も容易に行えるため、経験の浅い人でも十分、開発に取り組むことができます。

 

 世界各国に出荷され、開発されるVRコンテンツも日々その数を増やしていますが、ことに日本では開発者の割合が高く、出荷台数に対して作られるアプリの割合が他の国よりも高いとされています。また、日本で作られるアプリには、キャラクターと会うためのコンテンツも多く、Oculus VR社創業者のパルマー氏に“(他の国とは)ベクトルが違う”と言わせるほど特殊な状況になっています。

 

 そうした状況を踏まえて、翔泳社から『Oculus Riftでオレの嫁と会える本』が刊行されます。本書では、UnityとMikuMikuDance用の3Dモデルデータを使用して、VRプライベートライブを作る過程を紹介しています。Oculus Riftの開発がどのように行えるのか、垣間見ることができるでしょう。

 

 さらに、バーチャルリアリティでは避けては通れない「VR酔い」という課題についても、著者らの経験やアカデミックな知見などを踏まえて、現段階のベストプラクティスを紹介します。もちろん、ハードウェアの仕組みや購入方法、機材のセットアップ方法など、基本的なことも写真入りで詳しく解説しています。

 

 著者が主催する団体では「OcuFes」という体験会を催しています。お近くで開催される際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

仕様

目次

CHAPTER 1 今すぐ体験できる! Oculus Riftの世界
  • 1-1 萌えずにいられない!
  • 1-2 自宅で安全にエクストリーム体験!
  • 1-3 ホラー体験で忍び寄る恐怖
  • 1-4 王道! ゲームでオキュる
  • 1-5 シミュレーションで何度でも体験!
  • 1-6 ほかのハードウェアと組み合わせて使う
CHAPTER 2 知っておきたいOculus Riftのコト
  • 2-1 Oculus Riftが見せる“バーチャルリアリティ”とは
  • 2-2 圧倒的な没入感を実現するOculus RiftのVR体験
  • 2-3 Oculus Riftのプロフィール
CHAPTER 3 Oculus Riftを体験してみよう
  • 3-1 コンテンツ再生用のPCを用意しよう
  • 3-2 Oculus Riftを開封しよう
  • 3-3 PCの設定を行おう
  • 3-4 Oculus Rift用のアプリを体験しよう
CHAPTER 4 VRコンテンツ作成の準備をしよう
  • 4-1 VRコンテンツ作成に使うUnityを入手しよう
  • 4-2 Unityの基本を覚えよう
CHAPTER 5 オレの嫁が踊る! VRプライベートライブを作ろう
  • 5-1 MMDモデルをUnityに取り込む
  • 5-2 音声と曲を別々に設定して2人のモデルを表示してみる
  • 5-3 Oculus Riftに対応させよう
CHAPTER 6 VRライブをグレードアップしてみよう
  • 6-1 背景を設定しよう
  • 6-2 サイリウムシェーダーを利用する
  • 6-3 「ユニティちゃんライブステージ -Candy Rock Star-」を見てみよう
CHAPTER 7 広がりを見せ始めているVRの応用分野
  • 7-1 一畳のスペースに遊園地が出現する
  • 7-2 作る前からわかる触れられる
  • 7-3 どんなに混雑していてもプライベート空間が確保できる
  • 7-4 ビデオ講義をより効果的なものに変える
  • 7-5 顔を突き合わせずとも会議ができる
  • 7-6 車や建設重機にもOculus Riftを
CHAPTER 8 VR酔いへの対処を考えよう
  • 8-1 目の幅を合わせよう
  • 8-2 フレームレートを適切に保とう
  • 8-3 快適なVR体験を得るためのGPUを選ぼう
  • 8-4 酔わないデザインにしよう
CHAPTER 9 360度パノラマ動画を作ってみよう
  • 9-1 360度パノラマ動画とOculus Rift
  • 9-2 360度実写パノラマ動画の作り方

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この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/8351 2014/12/09 13:38

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