チェコのJetBrainsは、オンプレミスのレポジトリブラウザで、コードレビューツールとしての機能も備えた「Upsource 1.0」の提供を、12月9日(現地時間)に開始した。
「Upsource 1.0」は、VCSレポジトリ全体を閲覧可能で、社内のレポジトリとGitHubのような外部レポジトリを同様に扱える。
コードレビューツールとしては、リビジョンの判別やインラインまたは横に並べての比較、最近のコミット/ブランチ/マージの追跡、プロジェクトで何が行われてきたかを確認する機能を搭載する。また、現在作業中のコードや、もっとも最近に作業を行ったコードにすばやくアクセスでき、文字列のハイライト機能や、コード/ファイル/テキスト検索機能によって、プロジェクト全体を把握しやすくしている。
このほか、チームメイトと議論しながらコードの編集が可能で、リビジョン単位またはブランチ単位でのコードレビューの作成や、チーム全体での重要なコードベースの変更の共有ができる。さらに、リビジョン/ブランチ/コードレビュー/差分/議論/レポート/検索フィルタ/ファイルなど、コードのあらゆる箇所において、URLによるリンクが使える。
なお、IntelliJ IDEAを使用している場合は、Javaによるプロジェクトでの用例の検索やシンボル宣言の確認にも対応する。
年間の利用料金は、10ユーザーまでが無料で、25ユーザーまでは1300ドル、50ユーザーまでは2500ドル、100ユーザーまでが4500ドル、500ユーザーまでが12000ドル、1000ユーザーまでが21000ドル。
【関連リンク】
・JetBrains(英語)
・「Upsource」(英語)
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です