米Microsoftは、1月22日(現地時間)に発表した新OSであるWindows 10用のWebブラウザとして、新たにコードネーム「Project Spartan」を採用する。
「Project Spartan」は、PC、タブレット端末、スマートフォン問わず、すべてのWindows 10搭載デバイスで共通のデザインを備えており、キーボードとマウス操作をはじめ、タッチ、ジェスチャー、音声コントロール、センサによる操作にも対応している。
新しいレンダリングエンジンは、従来のInternet Explorerが使用していたドキュメントモードを廃止し、他のモダンWebブラウザと同様の、現代のWebの流儀に準拠したデザインを採用する。
このほか、Internet Explorerに特化した、既存のエンタープライズWebサイトに対応する、IE11エンジンも搭載しているので、カスタムActiveXコントロールやBHOとの互換性も維持している。
なお、「Windows Insider Program」向けに来週リリースする最新のWindows 10プレビュー版には、「Project Spartan」は含まれないが、「Project Spartan」のレンダリングエンジンのためのさまざまなアップデートが追加される。また、IE11のUIへの対応を含む、F12開発者ツールのアップデートを含んでいる。
【関連リンク】
・日本マイクロソフト
・「Windows Insider Program」(英語)
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