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バージョン管理システム「Git 2.3.0」がリリース、簡単にデプロイできる機能が追加

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 Git開発チームは、分散バージョン管理システムGitの、コマンドライン版の最新メジャーバージョンとして、「Git 2.3.0」を2月5日(現地時間)にリリースした。

 「Git 2.3.0」では、新たにサーバ上のレポジトリへ、直接変更をプッシュできるようになった。サーバ上における現行ブランチへの変更が、自動的に適用され、簡単にデプロイできるようになる。

 ただし、この機能では変更履歴が保存される「.git」ディレクトリが作成されるとともに、変更の適用中は、ユーザーに対して変更前と変更後の混在するデータが提供される可能性があるため、利用にあたっては注意が必要となる。

 さらに、リモートレポジトリをクローンする際に、すべてのデータをクローンせず、変更が行われたデータのみクローンすることを可能にしている。また、git pushコマンドのデフォルトの挙動を変更し、上流のブランチが指定されていない場合は、プッシュを行わないようにした。

 シェル変数では、オプションを指定してSSH接続できるようにするGIT_SSH_COMMANDや、cronのジョブなどでGitを使用する際に、ターミナルのプロンプトを自動スキップしないGIT_TERMINAL_PROMPT=0などが追加されている。

 このほか、多数の機能追加やパフォーマンス向上、バグフィックスが行われた。


【関連リンク】
Git(英語)

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https://codezine.jp/article/detail/8472 2015/02/06 12:35

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