Salvatore Sanfilippo氏は、PCのメモリ上にKey-Valueストア(KVS)を構築し、外部プログラムからのデータの保存と読み出しを可能にするソフトウェアの最新版として、「Redis 3.0.0」を4月1日(現地時間)にリリースした。
「Redis 3.0.0」では、新たにクラスタリングをサポートしており、大規模な環境でRedisを使用しているユーザーの利便性を向上している。
安定性の獲得には非常に時間がかかるため、「Redis 3.0.0」ではより迅速なリリースの実現を目的に、多くの機能をバージョン2.8からバックポートしており、興味深い新機能については「unstable」ブランチに収録する。
その他の新機能としては、より強力なLRU(Least Recently Used)アルゴリズムの採用や、パイプライン読み込みの高速化、低速なディスクへのアクセス時のレイテンシを抑えるためのAOFリライトの再実装が挙げられている。
【関連リンク】
・Redis(英語)
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です