米Amazon Web Servicesは、ビジネスにおける決断の質を向上するためのデータ活用を支援する機械学習サービス「Amazon Machine Learning」の提供を、4月9日(現地時間)にUS East(N.Virginia)リージョンで開始した。
機械学習(Machine Learning)は、あらかじめ用意した学習データの中から相関性を見つけ出して予測を行う技術で、不正検知や需要予測、広告のターゲッティングなどに役立つ。
「Amazon Machine Learning」は、大量のデータから予測モデルを構築し、スケーラビリティを持った予測を実行できる。なお、利用にあたって統計についての深い知識や、データ処理のためのスケーラビリティを備えたインフラの構築/運用は必要ない。
費用は従量課金モデルを採用しており、データ分析/モデルのトレーニング/モデルの評価は1時間あたり0.42ドル、バッチ予測は100万件の予測実行あたり100ドル(1000件ごとに課金)、リアルタイム予測が100万件の予測実行あたり100ドルで、モデルが利用するメモリ容量に基づいて時間単位の課金も行う。このほか、S3やRDS、Redshiftの料金が別途発生する。
【関連リンク】
・Amazon Web Services
・「Amazon Machine Learning」(英語)
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