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池澤あやかさんにお願い! AWS Summit Tokyo 2015「デベロッパーカンファレンス」を盛り上げるアプリを一緒につくってください!

【制作1日目】 池澤あやかさん、イベント会場がヒートアップ間違いなしのアプリを制作、まずはクライアント側処理です ~ Amazon S3 / Cognito / Kinesis / DynamoDB 登場

池澤あやかさんにお願い! AWS Summit Tokyo 2015「デベロッパーカンファレンス」を盛り上げるアプリを一緒につくってください! 第1回


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 「会場の参加者が盛り上がるAWSを使ったアプリを一緒につくってください」――開発者向けイベント「デベロッパーカンファレンス」(通称:DevCon。AWS Summit Tokyoとの併催)を今年初めて開催するアマゾン データ サービス ジャパン。同社はこのイベントを成功させるため、会場のイベント参加者が盛り上がるアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)のアプリの開発を、ギークな女優として人気急上昇の池澤あやかさんに依頼したのでした。本稿ではその制作の模様を3回にわたってお届けします。

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【お詫び】ソースコード公開の中止

 本連載で作成した「スマホフレーフレー言語応援アプリ」のソースコードを公開するとお伝えしておりましたが、諸般の事情により、公開を見送らせていただくことになりました。ご期待いただいた読者の皆様に、深くお詫び申し上げます。(編集部)

 

連載第2回はこちら

写真撮影:川口 紘、衣装協力:CARNETルミネ新宿店
写真撮影:川口 紘、衣装協力:CARNETルミネ新宿店

池澤あやか(いけざわあやか)…… 1991年生まれ。東京都出身。2014年3月に慶應義塾大学環境情報学部を卒業し、受託開発も行う女優として活躍している。先日も、デザインから実装、サーバーまで1人で担当した(!) サイトをカットオーバーしたとのこと。4月からエッジなデジタルクリエイターらを紹介するテレビ番組「SENSORS」(日本テレビ・毎週土曜日 深夜25:25 ~ 25:55放送)にも出演中。

 

池澤さん、どんなアプリをつくりましょうか?

 桜が見頃を迎えた3月某日、AWSアプリの仕様を決めるための打ち合わせを実施しました。池澤さんを出迎えたのは、アマゾン データ サービス ジャパンのソリューションアーキテクトである西谷圭介さん、榎並利晃さんと、今回の仕掛け役である同社の畑 浩史さんです。

AWSアプリの仕様を決めるための打ち合わせ風景(左から、池澤さん、畑さん、西谷さん、榎並さん)。池澤さん曰く「一発芸のアプリなら得意なんですけど」
AWSアプリの仕様を決めるための打ち合わせ風景(左から、池澤さん、畑さん、西谷さん、榎並さん)。池澤さん曰く「一発芸のアプリなら得意なんですけど」

 

西谷:

(西谷)池澤さん、AWSにはどんな印象を持ってますか?

池澤:

(池澤)AWSって、いかにもLinuxという感じがします。Webサイトを作る人向けというより、Webサービスを作る人向けかなという印象です。

また、「本格的」というイメージが強いです。サーバーの負荷分散機能などもあるし、Webサイトを作り、すみずみまで目を配って運用したいときには、AWSが一番安心できます。でも、「本格的」である分、ちょっと身構えてしまうところもありますね。

西谷:

AWSを使った経験はどれくらい?

池澤:

EC2とか基本的なサービスを触ったことはありますが、AWS上で本格的な開発をした経験はないんです。これから作るのは、実際にイベント会場で参加者に楽しんでもらえるアプリなんですよね……。

榎並:

(榎並)それではこうしませんか。池澤さんにアプリのアイデアを出していただき、我々がアプリのアーキテクチャ設計や実装についてサポートします。制作は、池澤さんにAWSでのアプリ開発を体験していただくことを目的として、ハンズオン形式で進める。

池澤:

助かります! 一発芸みたいなアプリを作ることが多いので、大勢の人に使ってもらえるようなアプリを考えたいです。

西谷:

今回作成するアプリは、DevConのセッション終了後に開催される参加者交流会「Developers Night」で、参加者全員で実際にプレイして盛り上がろうと思ってます。あと、今回の体験や感触を、DevConのパネルディスカッションで話してくださいませんか。会場には、これからAWS上で開発をしようと考えている人もたくさん詰めかけます。池澤さんのお話はそうした方々の参考になると思うので、よろしくお願いします!

これは会場がヒートアップしますね

池澤:

会場で遊ぶのなら、みんなが持っているスマホを使うのがいいですよね。盛り上がるには、何かしら「バトル」の要素があるといいと思います。開発者が集まるのだから、会場で一番人気のあるプログラミング言語を選ぶ総選挙とか。

榎並:

いいですね! Webアプリにすれば端末を選ばず参加できるし、会場に来られなかった人たちにも参加してもらえます。

西谷:

どうやって一番人気を決めます?

池澤:

スマホをぶんぶん振ってもらいましょう! 振った分だけ、自分の選んだプログラミング言語に投票されるという。振った量は加速度センサーで取れます。

榎並:

途中経過や投票結果は、会場のスクリーンにリアルタイムでグラフ表示などしてね。アプリの名前はどうします?

池澤:

えーっと、 「スマホフレーフレー言語応援アプリ」とか!?

 ということで、作成するAWSアプリは「スマホフレーフレー言語応援アプリ」と決まりました。

池澤さんがアプリの動作イメージを図に描いてくれました
池澤さんがアプリの動作イメージを図に描いてくれました

 

 この日はアプリの仕様が決まったところでタイムアップとなりました。4月に入り、ハンズオンの準備ができたところで、いよいよ開発スタートの日を迎えます。

AWS Summit Tokyo 2015とデベロッパーカンファレンスの開催概要

 AWS Summit Tokyoは、Amazon Web Services, Inc.が毎年世界中で開催しているAWSに関するカンファレンスの日本版で、AWS Summitとしては世界で最大級だといいます。今年は、アプリケーション開発者を対象とする「デベロッパーカンファレンス」が、AWS Summit Tokyo 2015の会場内で併催されます。


会期:2015年6月2日(火)~3日(水) 9:15 ~ 20:30
会場:グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール、飛天(東京・品川)
参加費:無料(要 事前申し込み)
主催:アマゾン データ サービス ジャパン株式会社
詳細・参加申し込み:デベロッパーカンファレンスのWebサイト

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この記事の著者

坂井 直美(サカイ ナオミ)

SE、通信教育講座の編集、IT系出版社の書籍編集を経てフリーランスへ。IT分野で原稿を書いたり編集したり翻訳したり。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/8642 2015/07/13 22:09

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