米GitHubは、4月23日(現地時間)にJavaScriptによってデスクトップアプリケーションを作成できる、クロスプラットフォームのデスクトップアプリケーションシェルAtom Shellの名称を、Electronに変更した。今回の改称に合わせて、公式サイトのURLも変更する。
Electron(旧Atom Shell)は、もともとAtomエディタでChromiumやNode.jsのイベントループやネイティブAPIを用いるために作られた。しかし、テキストエディタのサポートだけが目的ではなく、Web技術を使用したクロスプラットフォームのネイティブデスクトップアプリケーション開発の実現も目指していた。
開発開始から2年が経過し、Electronは自動アプリアップデートやWindowsインストーラー、クラッシュレポートなど、ネイティブアプリケーションに役立つさまざまな機能を、JavaScript APIを通じて実現している。
今後は、Webテクノロジーを利用したネイティブアプリケーション開発を可能にする機能を、Atomからさらにライブラリ化していく。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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