The jQuery Foundationは、JavaScriptの国際化(i18n)ライブラリ「Globalize 1.0」を、4月23日(現地時間)にリリースした。同プロジェクトは長い時間をかけて開発を進めてきたが、今回が初の安定リリースとなる。
「Globalize 1.0」では、日付フォーマットとその構文解析、時間のフォーマット、数字のフォーマットとその構文解析、通貨のフォーマット、ICU messageフォーマットのサポートなどを提供する。
Unicodeコンソーシアムの標準規格(UTS#35)と、それに基づいた最大かつ広範なロケールデータのレポジトリであるCommon Locale Data Repository(CLDR)をベースにしているが、CLDRデータの内蔵は不要で、必要に応じてCLDRデータを読み込んで利用できる。
なお、開発チームはデスクトップ環境やモバイルブラウザ、Node.jsにおける系統的なテストは行っているが、各種のブラウザやクライアント/サーバにおける実際の使用結果について、サポートへの報告を求めている。
将来的には、ランタイムへの最適化や、非グレゴリオ暦のサポートを提供する。
【関連リンク】
・The jQuery Foundation(英語)
・Globalize(英語、GitHub)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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