Rich Hickeyを中心とする開発チームは、Java仮想マシン上で動作する関数型プログラミング言語の最新版「Clojure 1.7」を、6月30日(現地時間)にリリースした。
「Clojure 1.7」は、おもな新機能として、トランスデューサと条件付きリーダ(reader conditionals)を搭載する。
トランスデューサは、ソースコードにおける入出力のコンテキストに関係なく、それぞれの要素の変化のみを判別できる。トランスデューサ適用による結果の収集、値の増加の演算、結果の迅速な演算、演算の遅延および再計算といった機能を備える。
条件付きリーダ(reader conditionals)は、「Clojure 1.7」から導入される、ClojureおよびClojureScriptで読み込み可能な、cljc形式のファイルのみ利用できるリーダで、コードからプラットフォームに依存する名前空間を切り離して扱えるようにする。
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・Clojure(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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