米GitHubは、GitHub上にアップロードされたGeoJSONファイル経由で、コミュニティベースのオープンな地図サービスに情報を投稿する機能の提供を、7月21日(現地時間)に開始した。
従来より、GitHub上では地理データ版のWikipediaともいえるOpenStreetMapと連携して地理的なデータの表示や比較ができたが、今回追加された機能によって、GitHub上のGeoJSONファイルからOpenStreetMapへのコントリビュートが可能になる。
OpenStreetMapはコミュニティベースで運営されている地図サービスで、レイヤーに道路や川、建物などの情報を備えており、データは自由に使える。
GitHub上にアップロードされているGeoJSONファイルを開き、「improve the underlying map」リンクをクリックすれば、地図へ情報を投稿できる。
なお、2014年には非常に多数のユーザーが、OpenStreetMapとの地理的データの連携機能を利用しており、今回の投稿機能の追加によって、GitHubユーザーからOpenStreetMapへの「恩返し」を実現するとともに、今後も可能な範囲でOpenStreetMapへの支援を行っていく。
【関連リンク】
・GitHub(英語)
・OpenStreetMap
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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