SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

The Apache Logging Services委員会、「Log4j」バージョン1のサポート終了を発表、バージョン2へのアップデートを呼びかけ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 The Apache Logging Servicesプロジェクト管理委員会は8月5日(現地時間)、ロギングフレームワーク「Log4j」のバージョン1の公式サポートを今後行わないことを発表した。

 Log4jのバージョン1は1999年にリリースされ、Javaアプリケーション開発において広く用いられてきたが、現在、同委員会では2014年7月にリリースされたバージョン2に開発やメンテナンスに活動の軸を移している。バージョン1のリリースは、2012年から途絶えている状態だ。

 委員会によれば、Log4jバージョン2はバージョン1より高速に動作し、信頼性が高く、開発や保守もより容易になっているという。また、Logbackアーキテクチャがかかえていた問題を解消。API仕様と実装とが分離されているため、実装の改善を安全かつ矛盾なく行えるほか、ログのフィルタリング機能やプラグイン機能も備えている。

 The Apache Logging Servicesプロジェクト管理委員会 副会長のChristian Grobmeier氏は、「我々はLog4jバージョン2の品質と安定性に満足しており、バージョン1からのリプレースはすばらしい体験になると確信している」と述べている。

 なお、Log4jバージョン1からバージョン2への移行方法については、The Apache Logging Servicesプロジェクト管理委員会のWebページ「Migrating from Log4j 1.x」に説明がある。

【関連リンク】
The Apache Logging Servicesプロジェクト

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/8897 2015/08/07 14:25

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング