米Googleは、次期Androidの開発者向け最終プレビューと、次期Androidに対応した開発環境「Android 6.0 SDK」の正式版を、8月17日(現地時間)にリリースした。次期Androidは、5月の段階ではAndroid Mと呼ばれていたもので、リリース時には「Android 6.0」(Mashmallow)となる。
「Android 6.0 SDK」は、Android Mashmallowが採用するAPIレベル23向けの開発に対応した開発環境で、Android Studioからダウンロードできる。
また、「Android 6.0 SDK」のリリースにあわせて、Android Support Libraryをバージョン23にアップデートした。なお、最新のAndroid Support Libraryには、カスタムタブなどとともに、preference-v7やpreference-v14、およびpreference-leanback-v17が含まれている。
Android Mashmallowでは、指紋関連APIのアップデートや、新しいパワーセーブモードのサポート追加を行ったほか、アプリのインストールやアップデートプロセスに、新たなパーミッションモデルを採用しているため、既存のアプリをAPIレベル23に対応させる場合は、十分な注意が必要となる。
【関連リンク】
・Google
・Android開発者サイト(英語)
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です