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こんなに手軽にIoT開発! SORACOM Air / Beamを触ってみよう【後編】 ~ センサーデータをクラウドに送る

AWS IoT/DynamoDBのデータ保存設定とSORACOM Beamの中継設定、サンプルアプリの改修

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2015/12/25 14:00

 先月から2回にわたり、従量課金やAPIが特徴の新しいIoTプラットフォームサービス「SORACOM」を利用した簡単なIoTシステムを作成しています。前回は、Raspberry Pi 2 Model Bに搭載した光センサーのデータを収集するところまで、システムの作成を進めました。今回はいよいよSORACOM Airを利用して、収集したデータをAWSクラウドに送信してみます。

目次

 SORACOMのWebサイト:https://soracom.jp/

センサーデータをAWS上に蓄積する

 後編では、Raspberry Piから送信するセンサーデータを蓄積するシステムを、クラウドサービスのAWS(Amazon Web Services)上に構築します。使用するサービスはAWS IoTAmazon DynamoDB、それにSORACOM Beamです。

使用するサービス 機能
SORACOM Beam SORACOM Airの通信を中継するサービスです。今回はAWS IoTの通信の暗号化処理と認証情報の付与を設定します
AWS IoT IoTデバイスとAWSの各サービスを連携させるためのサービスです。今回はRaspberry Piからのデータを受信し、Amazon DynamoDBに転送するために利用します
Amazon DynamoDB AWSのマネージドNoSQLサービスです。今回はセンサーデータをNoSQLデータベースに保存します

 システムの全体像は次図のとおりです。

今回作成するシステムの概要
今回作成するシステムの概要

サービスの利用料金

 SORACOMとAWSは、サービスの利用状況に応じて費用がかかります。動作を確認する程度であれば少額ですが、プログラムを継続して実行する場合、データの送信量やリクエストに比例して料金が加算されるので注意しましょう。SORACOM Air、同Beamと、AWS IoT、Amazon DynamoDBのサービス料金は、以下でご確認ください。

 また、上記の各サービスには、アカウントの発行から1年間利用できる無料枠が設けられているので、上手く活用しましょう。今回の構成であれば、おおむね無料で済むと思います。

各サービスの無料枠
SORACOM Beam 50,000リクエストまで無料
AWS IoT 250,000メッセージまで無料
Amazon DynamoDB ストレージ25GBと25書き込みユニット/25読み込みユニットまで無料

 次ページから、今回作成するシステムの構築手順を説明していきます。


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著者プロフィール

  • 大瀧 隆太(オオタキ リュウタ)

    クラスメソッド株式会社 AWSソリューションアーキテクト。SORACOMをクラウド屋とデバイス屋をつなぐ夢の架け橋と捉え、SORACOMによるクラウド活用ネタの技術ブログを日夜執筆中(会社ブログ:http://dev.classmethod.jp)。近日立ち上げと噂のSORACOMユーザーグループ(...

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