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Raspberry Piで電子工作をはじめよう! ~まずはRasbian(OS)のセットアップから

ラズベリーパイをつかったセンサープログラミング超入門 第1回

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2015/11/04 14:00

 本連載は、Linuxマイコンボードである「Raspberry Pi」を使って、ブレッドボードによる電子工作の入門とセンサープログラミングを行う手順をご紹介します。今回は、Raspberry PiにOSをセットアップするところまでを解説します。

目次

はじめに

 IoTブームの影響もあり、Raspberry PiやArduinoなどのマイコンボードを使ったハッカソンやハンズオンセミナーなどが多く開催されています。電子工作と聞くと、電子回路図やアセンブラの知識/はんだ付けなどのイメージがあり、どうしても敷居の高さを感じてしまいがちですが、一度やってみると、その楽しさにどんどんハマっていく人も多いのではないかと思います。

 本連載では、マイコンボードを使ってなにか作ってみたいな、という方のきっかけになるよう、簡単なセンサーを使って電子工作のおもしろさをお伝えしたいと思います。

対象読者

 本記事は、次の方を対象にしています。

  • 電子工作の初心者
  • 基本的なLinuxコマンドを理解されている方
  • お小遣いが6000~7000円ほどある方

Raspberry Piとは?

 Raspberry Pi(ラズベリーパイ)は、教育用に開発されたシングルボードコンピュータです。ARMプロセッサを搭載し、microUSBで電源を供給し、OSをSDカードにインストールすることで動作します。一言でいってしまえば、約5500円で買うことができる、タバコの箱サイズの小さなパソコンです。

Raspberry Pi 2の外観
Raspberry Pi 2の外観

 公式サイトは、以下になります。

 Raspberry Piは、執筆時点で次のいくつかのタイプが販売されています。一番新しいモデルは、Raspberry Pi 2 Model Bで、購入は、秋葉原などの電子機器を扱う店頭だけでなく、AmazonやRSコンポーネンツなどのネットショップでも簡単に購入できます。本記事では、このRaspberry Pi 2 Model Bを使って電子工作を行っていきます。

 GPIO(General Purpose Input/Output)とは、プログラムの指示によって任意の入出力に利用することができる入出力端子のことです。Raspberry Piでは、基盤にGPIOのピンが用意されていて、これを利用して温度センサーやスイッチ/LEDランプなど他の電子パーツをつなげることができます。

 いかにも、電子工作……という見た目ではありますが、パソコンでいうところのUSB端子のようなものだと考えればよいでしょう。Raspberry Pi 2 Model Bでは40本のGPIOピンがあります。

GPIO端子
GPIO端子

 このGPIOの端子からセンサーなどのパーツと接続し、センサーの値をRaspberry Pi上で取得します。各種パーツは「ブレッドボード」(写真にあるLEGOブロックのようなもの)と呼ばれている、はんだ付け不要の電子回路作成用の基盤を使って接続します。

ブレッドボードを使った電子回路作成例 ※写真の配線は撮影用で、このままでは動作しません
ブレッドボードを使った電子回路作成例 ※写真の配線は撮影用で、このままでは動作しません

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著者プロフィール

  • WINGSプロジェクト 阿佐 志保(アサ シホ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2012年2月時点での登録メンバは37名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい...

  • 山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

    静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for ASP/ASP.NET。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「入門シリーズ(サーバサイドAjax/XMLD...

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連載:ラズベリーパイをつかったセンサープログラミング超入門
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