さくらインターネットは、大量の計算資源を高いコストパフォーマンスで利用可能な「高火力コンピューティング」において、新モデル「Tesla P100モデル」および「Tesla P40モデル」の提供を2016年中に開始する。また、2017年3月末を目途に、時間課金の導入を予定している。
新たに導入する新モデルは、従来の「Teslaモデル(Tesla M40)」をリニューアルするもので、倍精度浮動小数点演算が必要な用途向けの「Tesla P100モデル」と、深層学習向けの「Tesla P40モデル」を用意しており、どちらもNVIDIA製の最新GPUを搭載する。
時間課金については、1時間あたりの料金が「Quad GPUモデル」なら267円、「Tesla P100モデル」が357円、「Tesla P40モデル」が349円を予定しており、1か月(730時間)では「Quad GPUモデル」で194910円と、非常に高いコストパフォーマンスで利用できる。なお、時間課金から月額料金形式への契約変更も可能となっている。
このほか、物理サーバをクラウドのように手軽に利用できる「さくらの専用サーバ」の基盤を活用し、計算資源用に最適化したサービス「さくらの専用サーバ 高火力シリーズ」の提供を、9月30日に開始した。
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