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IoT Starter Studio

最新のWi-Fi&Bluetooth搭載! FRISKサイズのIoTデバイス「Nefry BT」をはじめてみよう

IoT Starter Studio 第16回


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 本連載では、IoTハックに興味のある人に向けて、ハッカブルなIoTデバイスを紹介していきます。今回は、連載の第1回でも紹介した、FRISKサイズのIoTデバイス「Nefry」シリーズの最新作「Nefry BT」を使ってみます。

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 こんにちは、Unirobotでロボットのソフトウェアエンジニアをやっている、わみ(@wamisnet)です。

 dotstudio株式会社では私が作成しているフリスクサイズのIoTデバイス「Nefry」シリーズの販売やチュートリアル記事の執筆をしています。

 Nefryシリーズは、ユーザの皆様からのフィードバックを頂き成長しています。新たなWi-Fiモジュール「ESP-WROOM-32」の発売もあり、この度新機能と改良を加えた次世代の「Nefry BT」の開発に向けてクラウドファンディングを開催することになりました!

 今回は新しい「Nefry BT」でできることを紹介します。

Nefry BTとは

 Nefry BTは、Wi-FiとBLE(Bluetooth Low Energy)に対応しており、WebページからWi-Fiやモジュールの設定を行うことができます。シリーズ従来のGrove規格の端子も搭載し、半田付けや複雑なコードなしで動かすことができるため、Webエンジニアや学生など初めてハードウェアを触る方にオススメのデバイスです。

Nefry BT

  • 正式名称:Nefry BT(ねふりーびーてぃ)
  • 搭載IC:ESP-WROOM-32
  • バッテリー:非搭載
  • 電源供給方法:USB給電
  • Wi-Fi:搭載
  • Bluetooth:Bluetooth Low Energy搭載
  • 予定価格:4,980円(税込)

BLEモジュール搭載

 Nefry BTはBLE(Bluetooth Low Energy)モジュールを搭載しています。今までのWi-Fiでのやり取りはもちろん、はるかに低消費電力のBLEに対応したことにより通信の幅が広がりました。

BLE(Bluetooth Low Energy)とは

 BLEは、2009年にリリースされたBluetooth4系の規格を指します。これ以前のBluetooth(クラシックBluetooth)に比べて消費電力がかなり改善されました。Wi-Fi通信よりはるかに低消費電力で通信を実現できるため、IoTデバイスへの搭載が増えてきています。

 BLEの通信の仕組みを詳しく知りたい場合は、下記の記事を参考にしてみてください。

豊富なI/O機能

 入出力ピンの数が今までの2倍になり、今まででは作成する事ができなかった高機能な作品を作ることができるようになりました。新しく搭載されたIC(集積回路)によりアナログ入力出力にも対応し、さらにタッチパネルとして扱えるピンなどが増えました。

Arduino IDEでプログラミングができる

 NefryシリーズはArduinoの開発環境「Arduino IDE」から開発できます。手軽に開発を始められ、参考となるサイトや本も多いので初心者であってもNefry BTを開発することができるでしょう。

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この記事の著者

わみ(ワミ)

 ロボットのファームウェアやAndroidアプリの開発をするエンジニア。 学生のうちから『Sofmo』や『Nefry』などといったデバイスの開発や販売を始める。 IoTLT名古屋や名古屋でIoTデバイスのハンズオンなどIoTを広めつつ、現在はNefryの次期バージョンである『Nefry BT』の開発をしている。 Twitter:@wamisnet URL : http://wamisnet.github.io/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/10112 2017/06/01 17:36

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