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【新刊紹介】『速習 TypeScript』発売、altJSのデファクトスタンダードであるTypeScriptを素早くマスター

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2017/07/07 12:40

 CodeZineに寄稿いただいている執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表の山田祥寛さんのKindle本『速習 TypeScript』が6月21日に刊行されました。altJSのデファクトスタンダードである「TypeScript」について、必要な知識がギュッと凝縮されたコンパクトな一冊です。

 本書では、「TypeScript」の基本を4つのパートに分けて、サンプルコードとともに解説しています。巻末付録では、Visual Studio Codeによる開発も紹介しています。すき間時間に読んで、altJSの中でも勢いのある「TypeScript」をスマートに習得しましょう。

担当編集者からのコメント

 WINGSプロジェクト刊行のKindle電子書籍、3冊目となります。

 前作の「速習 ECMAScript 6」が、通勤時間でも読めるコンパクトな本ということで好評でしたので、今回は「速習シリーズ」第2弾として、サクッと学べる本を目指しました。

 今後も「速習シリーズ」として、第3弾、第4弾と拡充していきたいと思っています。

 内容は、今やaltJSのデファクトスタンダードである「TypeScript」の解説書です。JavaScriptがある程度分かる、という方を対象に、TypeScriptの基礎を短時間で学べるように、必要な知識をコンパクトにまとめて構成しています。

 ちょっとしたすき間時間で読めるように、各トピックを短く区切って構成しています。

 「altJS? TypeScript? 本当に必要なのかな。JavaScriptだけで良いのでは」と思っている人のために、著者からの言葉を引用しておきましょう。

 『JavaScriptの開発生産性は、決して高くはありません。それは、「型の認識が緩い」「JavaScript固有の癖が強い」など、言語そのものの問題でもありますし、「ブラウザーによって動作に違いがある」(クロスブラウザー問題)のような環境の問題であります。

 …中略…

 JavaScriptの生産性を補う手段は、これまでにも提供されてきました。jQueryに代表されるライブラリの導入です。ライブラリによってJavaScriptに不足している機能を補い、ブラウザー間での微細な差を埋めようというのです。

 しかし近年では、そこからもう一歩踏み込んで、JavaScriptに薄い皮(言語)をかぶせて、JavaScript独特の癖を隠ぺいしてしまおうという潮流があります。altJS(JavaScriptの代替言語)と呼ばれるアプローチです。

 …中略…

 本書では、これら数あるaltJSの中でも知名度も高く、更新にも勢いがあるTypeScriptを採用しています。TypeScriptは、Google製の次世代JavaScriptフレームワークAngularでも標準採用されたことで、今後、マイクロソフト/Googleというソフトウエア世界の二大巨頭によって、強力にサポートされていくことが期待されています。』

 各機能をできるだけシンプルなコードとともに解説しています。また、巻末には、Visual Studio Codeによる開発方法やtsconfig.jsonの簡易リファレンスも載せています。ぜひ、ご覧になってみてください。

一般読者からのコメント(嶽 雅也さん)

 一言で言うと、「速習TypeScript」という名がふさわしい、要点を押さえつつ100ページ超にコンパクトに内容がまとまっている書籍でした。

 本書籍ではインストール方法や文法の紹介にとどまらず、以下のような点まで紹介がありました。

  • Playgroundはもちろんのこと、TypeSearchやVisual Studio Codeなどの便利なツールの紹介
  • コンパイルオプションなどを指定できるtsconfig.jsonの簡易リファレンス
  • アロー関数と関数リテラルのthisの扱いが異なるなどの実際に使ってみるとつまずくポイント

 TypeScriptを使い始めるにあたって、ツールやコンパイルオプションなどの紹介だけでもかなり便利ですが、つまずきポイントまで記載があるのは細部にこだわっていてとても親切だと思いました。

 また、書籍自体がコンパクトなのにも関わらず、文法の説明が細かい点もセールスポイントです。

 全体的にECMAScript 2015とTypeScriptとの比較から説明されていることが多く、Symbol型の存在などECMAScript 2015についても理解が深まりました。

 また、TypeScriptでは以下のような文法/機能が使えるというのが今回書籍を読んでみて自分にとって参考になった点です。

  • 変数内への文字列埋め込み
  • 文字列リテラル型
  • タプル
  • 共用型
  • 型エイリアス
  • null非許容型
  • 型ガード
  • abstract
  • interface
  • 構造的部分型
  • 交差型

 また、これらについては、普段業務で使っているScalaやSwiftで使っていないものについては名前だけでは分からなかったのですが、実際に具体例を用いて説明があるので、非常に理解の助けになりました。

 まとめますと、この書籍一冊でTypeScript入門はもちろんのこと、TypeScriptを既に知っている方も知識の確認ができるので、非常にオススメです。

仕様

  • 書名:『速習 TypeScript
  • 著者:山田祥寛
  • 出版社:WINGSプロジェクト
  • 頁数:114ページ
  • 定価:454円(+税)
  • 色数:4色
  • 刊行日:2017年6月21日

目次

Part1:はじめに
  • JavaScriptの代替言語 - TypeScript
  • TypeScript学習の準備
  • 対象読者
Part2:変数/データ型
  • 変数 - let/var命令
  • 定数を宣言する - const命令
  • 配列・連想配列・列挙体・タプル
  • 高度な型
Part3:関数
  • 関数の基本構文
  • 関数のさまざまな表現
  • 関数のオーバーロード
Part4:オブジェクト指向構文
  • クラスの基本
  • 継承/実装
  • ジェネリック(総称型)
Appendix:その他
  • Visual Studio Codeによる開発
  • tsconfig.json簡易リファレンス
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