74.3％がインターンシップの採用直結に「賛成」、月刊総務がインターンシップについて調査

　月刊総務は、全国の総務担当者を対象に実施した「インターンシップについての調査」の結果を5月30日に公開した。

　本調査は、4月10日〜4月25日の期間にWebアンケート調査で実施され、全国の総務担当者74名から有効回答を得ている。

　2025年卒から就活ルールが変更になり、インターンシップが採用に直結できるようになることを知っているか尋ねたところ（n=74）、「知っている」が55.4％、「知らない」が44.6％という結果になった。

　インターンシップの採用直結に賛成か尋ねたところ（n=74）、「賛成」が74.3％、「反対」が25.7％という結果になった。

　2025年卒の新卒採用を実施する予定がある企業のうち、今年度インターンシップを実施する予定があるか尋ねたところ（n=43）、「実施する」が72.1％、「実施しない」が7.0％、「未定」がそれぞれ21.0％となった。

　インターンシップで募集する職種を尋ねたところ（n=35）、「営業」が42.9％で最も多く、「エンジニア」が40.0％、「マーケティング・広報」が17.1％と続いた。また、「職種でわけずに開催する」は20.0％にとどまった。

　インターンシップの参加は何年生から受け付けているか尋ねたところ（n=35）、「高校生から」が20.0％、「大学1年生から」が17.1％、「大学2年生から」が20.0％と、半数以上が大学2年生以下から受け付けている結果となった。

　インターンシップによる採用活動を行うか尋ねたところ（n=35）、「行う」が62.9％、「行わない」が8.6％、「未定」が28.6％という結果となった。

　インターンシップにより、採用予定人数の何割を確保したいか尋ねたところ（n=22）、「~20%未満」が40.9％、「40%以上〜60%未満」が36.4％、「20%以上〜40%未満」が13.6％と続いた。

　インターンシップを実施する理由を尋ねたところ（n=35）、「早期選考で優秀な学生を確保するため」が65.7％、「入社後のミスマッチを減らすため」が62.9％、「学生とのネットワークを構築するため」が57.1％と続いた。

　インターンシップによって入社後のミスマッチは減ると思うか尋ねたところ（n=74）、「減る」が60.8％、「増える」が1.4％、「変わらない」が18.9％、「わからない」が18.9％という結果となった。

　インターンシップの実施方法を尋ねたところ（n=35）、「全てオフライン」が37.1％、「全てオンライン」が8.6％、「オンラインとオフラインのハイブリッド」が54.3％という結果になった。

　また、インターンシップの報酬はあるか尋ねたところ（n=74）、「ある」が31.4％、「ない」が68.6％という結果となった。

　インターンシップ実施にあたって課題はあるか尋ねたところ（n=35）、「学生の集客」が62.9％、「現場社員の協力を得ること」が57.1％、「内容の設計」が54.3％と続いた。