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Women Developers Summit 2023 セッションレポート(AD)

未経験からエンジニアへ! キャリアを築くためのアウトプット4つのフェーズ

【A-5】「未経験エンジニアがアウトプット駆動で自らのキャリアと生きる道を切り開くまで」

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 「アウトプットって普段していらっしゃいますか?」Women Developers Summit 2023に登壇したアクセンチュア株式会社の崎原晴香氏は尋ねた。学生時代から技術記事の執筆とLT登壇が趣味の崎原氏は、Go言語やAWS関連の知見をさまざまな場所で共有している。何を目指してアウトプットを行うのか、そこから何を得ているのかについて、これまでの経験を語った。

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学生時代からアウトプットを続けている崎原氏が語るアウトプットの大切さ

 崎原氏は大学の情報系学科で学び、2021年にアクセンチュア株式会社に新卒で入社した。現在はクラウドインフラエンジニアとして、AWS上のアプリケーション環境の設計、構築、運用に従事しており、2023年にはJapan AWS Jr. Championにも選出された。趣味は、Go言語を用いて得た知見を記事にして投稿することや技術イベントへの登壇だ。崎原氏は仕事とプライベートの両方で、アプリケーションとインフラの両面に通じるエンジニアを目指し、日々努力を重ねている。

アクセンチュア株式会社 テクノロジー コンサルティング本部 崎原晴香氏
アクセンチュア株式会社 テクノロジー コンサルティング本部 崎原晴香氏

 講演の冒頭で崎原氏は、「突然ですが、アウトプットって普段していらっしゃいますか?」と尋ねた。多くの人が「発表するネタがない」と感じたり、忙しい日々の中で外部に発表する時間を作ることに難しさを感じたりするかもしれない。崎原氏自身も発表のテーマ探しに困ることや、仕事後の疲れで作業を行えないことがあるものの、意識的にアウトプットを行うよう努めていると強調した。

 崎原氏はこれまでのアウトプットの歴史を紹介した。公式な場では、主にAWSインフラに関する内容を発表している。初めての発表はJAWS-UG(AWS Users Group – Japan)のLT会でのIAMポリシーのAssumePolicyに関するもので、その後CloudNative Security ConferenceでTerraformのセキュリティについて、またHashiCorpのカンファレンスで「ベストなTerraformディレクトリ構成」について、そしてJAWS-UGにてAWSのIaCツールを使用した監視ダッシュボードに関する発表を行っている。

 学生時代からすでにハンドルネームを使用して発表も行っており、Goに関するロングセッションやLT、JAWS-UGの支部での登壇などがある。また、技術記事投稿サイトにGoやAWSの記事を多数投稿し、技術同人誌即売会での単著や共著の書籍の執筆、商業出版に至った作品もある。

 崎原氏は、「初めて自分のアウトプットを一覧にしてみて、パワポのスライド1枚分の成果物が溜まったことが感慨深いです」と語った。これらの成果物は、当時崎原氏が抱いていた思いや苦しみ、そして得たものがすべて詰まっている。

会社名+本名でアウトプットしたもの
会社名+本名でアウトプットしたもの

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4つのフェーズに分かれる、これまでのアウトプット歴

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この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・...

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川又 眞(カワマタ シン)

インタビュー、ポートレート、商品撮影写真をWeb雑誌中心に活動。

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