10月1日、JavaScriptライブラリ「React 19.2」が公開された。
本バージョンは、昨年12月のReact 19、今年6月のReact 19.1に続く3回目のリリース。今回追加された主な新機能は、<Activity />、useEffectEvent、およびDevTools 向けのパフォーマンストラックなどである。
<Activity />はvisibleとhiddenのモードを持ち、非表示部分を事前にレンダリングしたり、ユーザーが移動した部分の状態を保存したりすることで、ナビゲーションを高速化する。
useEffectEventを使うと、外部システムからの「イベント」をアプリコードに通知する際、周囲のEffectが再実行されないように分離し、バグを防ぐことができる。
また、今回からChrome Dev Toolsに追加されたパフォーマンストラックは、Reactアプリのパフォーマンスに関する詳細情報を提供する。
そのほか、SSRのSuspense境界のバッチ処理の修正や、Node.js向けにSSRをストリーミングするためのWeb Streamsのサポートが追加されている。詳細は公式ブログポストを参照のこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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