JetBrainsは12月9日、PHP開発者向けのIDE「PhpStorm」の最新バージョン「PhpStorm 2025.3」をリリースした。
本リリースでは、Claude Agentのネイティブ統合、Laravelの標準サポート、PHP 8.5のサポート、ジェネリクスの改善、新しいIslandsテーマなどが追加された。
PhpStorm 2025.3では、Laravel Ideaプラグインがバンドルされ、追加プラグインのインストールなしでLaravel開発のあらゆる側面を完全にサポートするようになった。
また、PhpStorm 2025.3は、最近リリースされたPHP 8.5で導入されたすべての変更をサポートしている。例えば、cloneが単独のキーワードから言語構造に変更され、配列を省略可能な第2パラメーターとして受け付けるようになっている。その他のPHP 8.5機能として、定数式でのクロージャが使用可能になったほか、パイプライン演算子の改善などがなされている。
PhpStorm 2025.3 では、MCPサーバーの構成を他のツールからインポートする方法も改善。 mcp.jsonファイルを含むプロジェクトを開くと、PhpStorm によって構成済みのMCPサーバーが自動的に取得され、そのサーバーをIDEの設定内で表示するか有効化するかを尋ねられる。
その他にも、データベースやユーザーエクスペリエンスに関する多数の多数の改善がなされている。詳細はブログポストより確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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