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渋谷テクニカルナイト講師陣が語る新技術動向(AD)

はじめて使うProject Zero

渋谷テクニカルナイト講師陣が語る新技術動向 第6回

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Flow Editorによるサーバーサイドマッシュアップ

 サーバーサイドマッシュアップとは、複数のWeb APIやFeedを組み合わせて新しいサービスを素早く構築する手法のことです。例えば、複数のFeedを組み合わせて加工することで新しいFeedを生成するなど、いろいろな応用例が考えられます。

 通常、このようなサーバーサイドマッシュアップを行うためには、何らかのプログラム言語を利用して加工を行うのが一般的です。しかし、Project ZeroではAssemble Flow Editorというビジュアルな開発ツールを利用して効率よくサーバーサイドマッシュアップを実行することができます。

 ここでは、Assemble Flow Editorを利用してFeedを加工するマッシュアップ・アプリケーションを実装してみましょう。

 AppBuilderのスタート画面で[Create new application]をクリックします。

 アプリケーションの基本情報を入力する画面が表示されるので、以下のように入力し、[Create]ボタンを押します。

  • Application name : FeedApp
  • Root directory : (任意の空ディレクトリ)

 以下のように表示されれば、アプリケーションの新規作成は完了です。

 アプリケーション一覧から[FeedApp]をクリックしてアプリケーションを開くと、File Editorに切り替わります。

 Flowを新規作成しましょう。File Editorで[New File]-[Flow in /public]を選択します。

 ファイル名に「/public/feed/index.flow」と入力し、[Create]をクリックします。

 Flowの動作に必要なモジュールの追加を促す「Missing Dependency」が表示されるので、[Add]をクリックしてモジュールを追加してください。

 空のFlowが作成され、自動的にFlow Editorが開きます。

 手始めに、外部から取得したFeedをそのまま表示するフローを作成してみましょう。

 画面右側のツールパレットで「Built-in Activities」グループを選択し、receiveGETアクティビティを中央の編集ペインにドラッグ&ドロップします。

 receive-replyGETと間違えないように注意して下さい。

 ドロップしたアクティビティをクリックし、名前を「rcv」に変更します。

 同様に、replyGETアクティビティを配置し、名前を「rpy」に変更します。

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まとめ

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この記事の著者

須江 信洋(スエ ノブヒロ)

日本アイ・ビー・エム ソフトウェア事業にてWebSphere関連製品のプリセールスを担当しつつ、これから「来そうな」技術をウォッチしています。Project ZeroがきっかけでGroovyにハマり、最近はGroovyの布教活動を進めています。『プログラミングGROOVY』(技術評論社刊)もよろしく!

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/3650 2009/03/09 14:00

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