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データベースの基礎を理解しよう!
プログラミング未経験から始めるPHP入門(6)

第6回

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2009/03/30 14:00

 今回は、データベースとSQLに関して、「おすすめレストラン一覧を閲覧できるWebページを制作する場合」を例にして、説明をしていきます。なお、本連載では、PHPまたはプログラミング初心者の方を対象に、PHPを用いたWebアプリケーションの作成方法を説明していきます。

目次

はじめに

 本連載では、PHPまたはプログラミング初心者の方を対象に、PHPを用いたWebアプリケーションの作成方法を説明していきます。今回は、データベースとSQLに関して、「おすすめレストラン一覧を閲覧できるWebサイトを制作する場合」を例にして、説明をしていきます。

対象読者

  • プログラミングが初めてでこれから学習する予定の方
  • プログラミングの経験はあるがPHPを初めて学習する方

この記事の内容

 過去の連載はこちらを参照ください。

動作確認環境

 PHPが動作する環境が必要となります。以下に、今回のアプリケーション作成/動作確認に用いた環境を示します(インストールにあたっては最新安定版の使用を推奨します)。

 また、上記のサーバ環境を一括でインストールできるパッケージ「XAMPP」がありますので、こちらもご活用ください。XAMPPのインストール方法やPHPの環境構築に関しては第2回を参照ください。

データベースとは何か

 もしも皆さんがおすすめレストランの一覧を閲覧できるWebサイトを制作するとしたら、どのように作りますか?

 レストランの数が10店舗程度であればプログラムを使うことなく、HTMLで直接、10店舗分のレストランを記述すれば実現できそうです。しかし、3,000店舗の情報を扱うようなサイトであれば、HTMLの分量もかなりのものになります。店が入れ替わる度にメンテナンスを行うのも大変そうです。また、ちょっとしたデザインの変更を行う際にも、3,000店舗分のデザインをすべて変更しなければなりません。

 そのような時は、店舗情報のデータだけをHTMLとは切り離した別領域で管理し、PHPを使って読み込んだ店舗データを3,000回ループして表示するように設計すれば、管理が楽になります。

 ここで言う店舗情報のようなさまざまな情報を格納するデータの集合体を「データベース」と呼びます。

 データベースの具体的なイメージとしては「高機能なEXCEL」のようなものだと思ってください。Webアプリケーションを始めとする多くのシステムでは、データベースを使って情報を管理しています。例えば、レストラン店舗情報を管理するデータベースは次のような構造をしています。

データベース構造のイメージ
データベース構造のイメージ

 上図のような、表全体のことを「テーブル」と呼びます。また、「店舗No」「住所」「店名」等の縦の列を「カラム」と呼び、横の行のことを「レコード」と呼びます。『店舗テーブルの2番目のレコードの住所カラムは“高円寺”である』といった使い方をします。これらの言葉は、今後の説明で頻繁に登場するので、まずはしっかりとそれぞれが何を意味するのか、理解しておいてください。

 データベースを使うことで障害に強く、不整合の無い情報管理が実現できます。本連載では、XAMPPに同梱されており、最もメジャーなデータベースの1つでもある「MySQL」を用います。その他のデータベースの種類としては、PostgreSQL、Oracle、SQLiteなどがあります。


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著者プロフィール

  • 大家 正登(オオイエ マサト)

    デジタルハリウッド『PHP 講座』講師。学生時代、スペイン語を専攻していたものの何故かプログラム言語に心が傾き、近所のフリープログラマーに弟子入り修行。その後中堅 SIer に 3 年間所属し、現在はフリーエンジニア。仕事の傍らジャズを演奏し、コントラバス 2 台と同居中。 (ITエンジニア・大家...

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