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iPhone+Ruby on Rails連携テクニック

iPhone とRuby on Railsを超簡単に連携する ObjectiveResource
- Ruby on Rails編

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 Ruby on Railsで構築したサーバーと連携するiPhoneアプリを作成します。RoR編のMac上でRoR環境を構築し、いったんWeb版アプリを作ったのち、iPhoneアプリと連携します。

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はじめに

 Ruby on Railsサーバーアプリと連権するiPhoneアプリを超簡単に書けるObjectiveResourceに付いて書かせて頂きます吉田裕美です、宜しくお願いいたします。

 この記事は、iPhoneアプリを開発には詳しくないWebアプリを主に開発しているプログラマーと、Webアプリの開発には詳しくないiPhoneアプリのプログラマー両方の方に読んでいただけるよな構成になっています。

  • iPhone開発経験者の方は
    • iPhone編は「ObjectiveResourceとは」を読んだら「iPhone開発入門は」さっと目を通し、
    • Ruby on Rails編(本稿)はじっくりと読んでください。
  • Ruby on Rails開発経験者の方は
    • iPhone編はじっくりと読んでください。
    • Ruby on Rails編(本稿)はRuby on Railsとは」と「Ruby on Rails開発入門」さっと目を通し「ObjectiveResourceを使う」を読んでください。

Ruby on Railsとは

 Rubyは日本人のプログラマーまつもとゆきひろ氏を中心に開発されたオープンソースのプログラミング言語で、今では世界中で使われています。

 Ruby on Railsは、Rubyで作られたWebアプリケーション用フレームワークで、David Heinemeier Hansson氏を中心に開発されています。当初は37signalsというベンチャー企業のサービスを作るためのフレームワークとして作られましたが、その後オープンソースとして公開され、その生産性の高さから注目されるようになりました。

 Ruby on Railsは、ある日突然現れたまったく新しいWebアプリケーション用フレームワークという印象を持っている方も多いかもしれませんが、実はそうではありません。Ruby on Railsはオブジェクト指向開発およびその周辺から出てきたデザインパターン、DRY原則、CoC原則、テスト駆動開発などのベストプラクティスを忠実に実現しています。また、Ruby言語の特性を活かしたDSL(ドメイン固有言語)によるメタプログラミングや動的オブジェクト指向などにより高い生産性を生み出しています。

 さらに、さらに、RSpec/Cucmberなどのビヘイビア駆動開発フレームワークなど新しい技術も旺盛に取り入れながら早い速度で進歩しているのも技術者を引きつける魅力だと思います。

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この記事の著者

吉田裕美(ヨシダユウミ)

有限会社 EY-Office 取締役CADのベンチャー企業でCADのコア部分や図面管理システムなどの開発に従事した後、独立しJava,Ruby,PerlでWebアプリを中心に開発してきた。現在は殆どの開発はRuby on Rails。ここ数年はソフトウェアエンジニアの教育に興味をもち、従来の知識偏重な教育ではなく現実の問題を解決できるエンジニアを育てる教育に注力している。またLisp等に関心...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/5127 2010/04/22 14:00

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