Amazonは25日、大規模なEメールソリューションを構築するサービス「Amazon Simple Email Service」(以下、SES)を発表した。
米Amazonは25日、大規模なEメールソリューションを構築するサービス「Amazon Simple Email Service」(以下、SES)を発表した。
SESは、最小限の労力で最大限の拡張性を持たせてEメールのセットアップを可能にするサービス。このサービスを使うと、最適な送信レベルを得るためのホストの設定などを気にすることなく、配達到達品質を最大化できる。
SESに登録すると、試験環境にアクセスできるようになり、1日あたり200メッセージ、1秒あたり1メッセージのスピードで送信テストが行える。アプリケーションの稼働後、本番環境へリクエストすると、AWSがそのリクエストをレビューし、24時間以内に申請者にコンタクトがある。本番環境のアカウントでは、24時間ごとに1,000メールまで送ることができ、徐々に制限も緩和されていく。
SESを使用する際には、認証済みメールアドレスのリストを管理する「VerifyEmailAddress」「ListVerifiedEmailAddresses」「DeleteVerifiedEmailAddress」や、メール送信用「SendEmail」「SendRawEmail」、送信制限や統計情報を取得する「GetSendQuota」「GetSendStatistics」などのSES APIをコマンドラインから使用できる。また、現状のMail Transfer Agentを設定すると、SESを通してメールをルーティングすることも可能だ。
サービスの詳細はSESディベロッパーガイド(英語)を参照のこと。
【関連リンク】
・Amazon Simple Email Service (Amazon SES) (英語)
・【AWS発表】 Amazon Simple Email Serviceの発表
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