はじめに
Yahoo! Open Local Platform(以下、YOLP)Hacksの第3回です。前回はJavaScriptマップを使った、現在位置の常時表示/地図をなぞって距離を検索というトピックを紹介しました。今回はiOS Maps SDKを使って、ちょっと素敵なスライドショーアプリを30分で作る、というテーマのもと、iOS Map SDKの利用方法や便利な使い方などを紹介していきたいと思います。
本稿を読み進めながらアプリを実際に開発すると、iOSアプリ開発において、iOS Map SDKが簡単に利用できることが実感できると思います。ぜひお試しください。
iOS Map SDKを利用するには
まず、iOS Map SDKを利用するための準備を行います。
iOS Map SDKのダウンロード
Yahoo!デベロッパーネットワーク(以下、YJDN)よりiOS Map SDKとドキュメントをダウンロードしましょう。ダウンロードが完了したら、適当なフォルダにZIPファイルを解凍してください。なお、iOS Map SDKの利用方法詳細については、YJDNのiOS Map SDKドキュメントを参照してください。
アプリケーションIDの登録
iOS Map SDKを利用するには、YJDNのページでアプリケーションIDを事前に登録いただく必要があります。アプリケーションIDが未登録の方、新しいアプリケーションIDの登録を希望する方は、YJDNの「アプリケーションIDとは」「アプリケーションIDを登録する」を参考にして、アプリケーションIDを登録してください(※注)。
アプリケーションIDを登録するためには、Yahoo! JAPAN IDでログインする必要があります。
新規プロジェクトの作成
Xcodeを起動して、[新規Xcode プロジェクトを作成]を選択し、プロジェクトの作成を行います。
今回は「Window-based Application」テンプレートを使用し、プロジェクト名を「YMapSlideShow」とします。