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![]() 柳井です。 少し前に、塩野七生の「ローマ人の物語 賢帝の世紀」(上・中・下)を読みました。ローマ帝国という巨大な国を維持するために、どのようなメンテナンスをしたかということを書いた章です。 組織はそれ自体が変化していくものです。そのためメンテナンスが必要です。それがローマ帝国ほどの巨大な組織であれば、その重要性は言うまでもありません。 では、その巨大な組織に対して、ローマの皇帝はどのようなアプローチを取ったのか? 実は、帝国をくまなく自分の目で見て回り、不都合のある場所をその場で直していったのです。机上で情報を集めるだけでなく、実際の現場に出て、何が問題になっているのかを確認していく。ローマの皇帝でさえ、そういったことを行なったのです。 大きなプロジェクトになると、実務をしている人が見えないこともあります。しかし、ときには現場に行き、状況を確認することも、トップの人間には必要なのだと思います。 |
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