SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

グレープシティ、「SPREAD for ASP.NET 7.0J」と「InputMan for ASP.NET 7.0J」を3月に発売

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 グレープシティは、ASP.NETアプリケーション開発用の表計算データグリッドコンポーネント「SPREAD for ASP.NET 7.0J」と、ASP.NETアプリケーション開発用の入力支援コントロールセット「InputMan for ASP.NET 7.0J」を、3月6日に発売する。

 「SPREAD for ASP.NET」は、Webアプリケーションに本格的な表計算処理機能を提供するASP.NET用データグリッドコンポーネントで、Excelファイル用の強力な入出力エンジンや豊富な表計算関数を備えており、ASP.NETアプリケーションにおけるデータ表示と本格的な表計算処理、Excelとのスムーズなデータ連携を実現する。

 従来バージョンでは、スクロールバー操作に応じて次データをダウンロードしていたが、最新版の「7.0J」は次データのダウンロードを開始するタイミングを、スクロールバーの操作に関わらず時間で設定できる。また、表示するデータ行数をあらかじめ制限し、スクロールバーを操作した際にページ切り替えを行う仮想ページングを強化して、前のページとの境目にある行を重複して表示可能とした。

 さらに、ページを表示する際のサーバ側処理を見直し、表示時間を30~40%短縮。画面に表示する時間だけでなく、ExcelやPDFといった外部ファイルの読み込みや書き出し時間も大幅に短縮している。

 また、「InputMan for ASP.NET 7.0J」のデータ検証機能がセル単位での適用に対応したため、セルへの値入力時の文字種の限定、日付の入力範囲、入力禁止文字列の設定、バルーンチップやアイコンなどによるわかりやすいエラー通知などを、簡単に実装できる。

 「InputMan for ASP.NET」は、Web入力フォームを開発できるASP.NETコンポーネントで、テキスト、マスク、日付時刻、数値、郵便番号など用途別に最適化された入力用コントロールと、入力値をチェックできる検証コントロールに加え、標準コントロールなどにInputManの機能を拡張可能なエクステンダを収録する。

 最新の「7.0J」は、テキスト、日付、時刻コントロールでjQueryライブラリのAPIをサポートしているので、Ajax処理やアニメーション表示などのDOM操作を簡単に実装可能で、リッチなUIを持ったWebアプリケーションを開発できる。

 そのほかのコントロールでも、jQueryセレクターに対応し、クライアント側オブジェクトを簡単に取得可能となっている。また、クライアント側スクリプトもjQuery構文を使用して実装できる。

 さらに、検証コントロールを強化し、標準コントロールのほか「SPREAD for ASP.NET 7.0J」のセルに入力された値も検証可能。ひらがな、カタカナ、全角、半角といった文字種の指定や、入力できる日付範囲の指定、文字数の制御などに対応する。また、検証アクションエクステンダによって、ユーザーに入力エラーであることをわかりやすく通知する機能も備えている。

 ほかにも、日付・時刻の入力に特化した「日付コントロール」と「時刻コントロール」を追加し、住所検索ライブラリ「JPAddress for .NET」と連携して郵便番号から住所を検索する「郵便番号コントロール」、Webフォーム上に配置されたASP.NET標準コントロールなど、「InputMan」以外のコントロールでも住所検索が可能な「住所検索エクステンダ」も収録する。

 「SPREAD for ASP.NET 7.0J」「InputMan for ASP.NET 7.0J」ともに、開発環境は、OSがWindows 8/7/Vista/XP、Windows Server 2012/2008 R2/2008/2003、開発ツールはVisual Studio 2012/2010、開発言語はVisual BasicとC#に対応。運用環境は、OSがWindows 8/7/Vista/XP、Windows Server 2012/2008 R2/2008/2003、フレームワークは.NET Framework 4.5/4に対応している。

 1開発ライセンス価格は、「SPREAD for ASP.NET 7.0J」が168000円、「InputMan for ASP.NET 7.0J」が126000円。開発したWebアプリケーションを配布するには、サーバのコア数に応じたコアサーバライセンスが別途必要となる。


【関連リンク】
グレープシティ
「SPREAD for ASP.NET 7.0J」
「InputMan for ASP.NET 7.0J」

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/6981 2013/01/30 12:40

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング