SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

【デブサミ2013】セッションレポート(AD)

【デブサミ2013】15-B-4 レポート
「OSSで作る、クラウドサービス開発戦記-クラウド・エヌPaaSの挑戦-」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Cloudn PaaSの4つの特徴とロードマップ

 続けて野上俊介氏が登壇。Cloudn PaaSの特徴と今後のロードマップを紹介した。特徴は大きく分けて4つ。「OSSの積極採用」「ベンダロックインからの解放」「低コスト」「各種Cloudnサービスとの連携」になる。

NTTコミュニケーションズ クラウドサービス部 野上俊介氏
NTTコミュニケーションズ クラウドサービス部 野上俊介氏

 OSSの積極採用だが、そこで得られた特徴としてマルチ言語、マルチサービスに対応している。

 また川口氏から紹介されたように、NTTコミュニケーションズはCloudFoundry Coreに加入した。これは参加条件として、Java、node.js、Rubyの指定バージョン、データベースの指定バージョンに対応することが強く推奨されている。このためCloudFoundry Coreに参入しているプロバイダ間は非常に容易に移行が行うことができる。加えてプロバイダ独自の対応も可能で、例えばCloudn PaaSは、Rubyの1.9.3等に上位互換で対応している。

 次に低コスト。Cloudn PaaSは、業界最安値水準をめざす。料金プランはメモリサイズ別の従量課金で、128MBから8GBの7プランが用意されている。さらにキャップ制を導入し、概算で完全従量制と比較して、約3分の2の金額で使うことが可能になっている。

 次のCloudnサービスとの連携は、以下の図を参照してほしい。

Cloudn PaaSと連携するCloudnサービス
Cloud<sup>n</sup> PaaSと連携するCloud<sup>n</sup>サービス

 今後の展開だが、現在、一部パイロットユーザに提供中Cloudnサービスとの連携を2013年3月末に一般向けとして提供開始する予定だ。また、同時期にオートスケール、マルチ・アベイラビリティ・ゾーン、海外を含むRegionの追加、監視項目の強化等、新機能も提供開始する。

 最後に野上氏は「今後も多くの機能を実装していく」と宣言し、セッションを閉じた。

お問い合わせ

NTTコミュニケーションズ株式会社

クラウドサービス部 ホスティング&プラットフォームサービス部門

Email: cloudnpaas-marketing-cl@ntt.com

Cloudn ホームページ

http://www.ntt.com/cloudn/

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【デブサミ2013】セッションレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7019 2013/04/12 11:04

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング