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![]() 柳井です。 社会人になって少し経った頃に読んだ本に「詐欺とペテンの大百科」という本があります。古今の詐欺やペテンを収録した百科事典風の本です。この手の本のなかでは出色の面白さに仕上がっています。 この本を読んで思ったのは「人はうまく騙されたがっている」ということです。人は絶えず、「これは儲かりそうだ!」「これは面白そうだ!」という話を待ち望んでいます。そこに、さもありそうな話を吹き込むと、自分で想像力を働かせて、やる気になります。それは、エンターテインメントと紙一重のものです。 人にやる気を出させるためには、まずは相手の興味を引かなければなりません。物を作るときも、どうすれば他人に興味を持ってもらえるかという視点が非常に大切だと思います。“詐欺”や“ペテン”ほどではないにしても、商品を作るときには「これは凄い!」と思わせる要素を最低ひとつは入れたいと考えています。 |
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