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Liferay 6.2を使ったWebコンテンツの作り方

Liferayの標準機能を使った検索機能の実装

Liferay 6.2を使ったWebコンテンツの作り方 第2回

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新規Web Contentsの作成

 新しいコンテンツを作成していきましょう。タイトル、間取り、住所と駅からの距離を適当に入力していきます。一番のポイントは賃料ですが、仮に3万5千円として、00350と入力します。賃料の絞り込みに、LuceneのRange Facetを使用するのですが、Range Facetは辞書順での比較になるため、辞書順で比較するために、このように値を入れます。

新規コンテンツ作成

 続いて賃料が00720、00560、01120というデータを作りましょう。タイトル、間取り、住所、駅からの距離は任意の値で構いません。リストは以下のような感じになるはずです。

新規コンテンツ一覧

再インデックス

 ストラクチャーの構造が変わって、それに併せてコンテンツも新規作成しましたが、次にインデックスの更新をしましょう。

 メニューの「システム管理」→「コントロールパネル」→「編集」下の「サーバー管理」に行き、画面下の「検索で利用するインデックスを再構築する」の「実行」ボタンを押下し、インデックスを再構築します。

再インデックス

検索のテスト

 実際に間取り、賃料、駅からの距離のさまざまな組み合わせのコンテンツを作って、絞り込みが正しく行われるか見てみましょう。どうでしょうか? 検索の際に検索テキストフィールドにFacetのクエリを生成して投入しているので、どのようなクエリが生成されたのか確認してみてください。

まとめ

 今回はFacet Searchを用いて、Web Contentの各フィールドを検索にどう結びつけるかを今回学びました。簡単にFacet Searchを使うために、JavaScriptを使って、検索文字列を生成して投入する処理にしましたが、本格的にFacet Searchを実装する場合は、パラメータを増やして、JavaのAPIを用いてFacetを利用することもできます。

修正履歴

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この記事の著者

竹生 泰之(日本ライフレイ株式会社)(タケオ ヤスユキ)

日本ライフレイ勤務。官公庁向け制御系システム開発、複合機のユーザーインターフェース開発、CRMのWebアプリケーションエンジニアを経て、現在はWebポータル/イントラネットのオープンソースアプリケーション、Liferayのコミュニティマネージャ/コンサルタントとして活動中。BMX(バイシクルモトクロス、20インチのレース/トリック用自転車)のフラットランド全日本選手権、King of Groundを1998年から運営し、BMX専門誌、Encounter Magazineの編集長も務め、撮影、執筆、翻訳、DTP全てを自ら手掛けるなど、プライベートでもマルチに動いている。・日本ライフレイユーザー会ライフレイ

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/7769 2014/05/28 14:00

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