DevOpsハッカソンのルール
DevOpsハッカソンでは、任意の実践テーマにもとづいて環境構築作業を行い、2日目の最後に用意されているチームごとの発表で優勝チームを決める、という「チーム対抗戦」の形式で進められました。ハッカソンを実践する上でのルール・条件には以下のようなものが提示されていました。非常にシンプルかつ制限の少ない形となっています。これら以外の部分についてはチームで自由に決めることができます。
- チーム構成は、インフラ技術者と開発者の組み合わせであること
- 実践する内容として、「Infrastructure as Code」と、その他の別のDevOpsの手法を1つ以上、アプリに実装すること
- どこにもない、クリエイティブなソリューションを生み出すこと
またこれらのルールと併せて、サンプルアプリケーション(Microsoft系のものと非Microsoft系のもの)や、Microsoft系のアカウント情報(Azure Pass, Visual Studio Onlineなど)も運営スタッフ側から用意されました。
実践テーマ(課題)のアイデア出し~投票~チーム分け
実践するテーマについては、着席している参加者が自ら思い付いたアイデアを書き出す所から始まりました。座学セッションでの着席時に座っていたテーブルの島単位で、ホワイトボードを前に今回取り組んでみたいアイデアを出し合いました。
いくつかアイデアが出揃ったところで、アイデア発案者によるテーマの内容と、そこにかける思いなどをDavid氏、牛尾氏にアピールします。この時点で人によっては英語で直接語りかけるという、英語と日本語が交互に飛び交うような場となっていました。
ちなみに、イベント開催中は参加者全員に同時通訳レシーバーが貸与かつ同時通訳のスタッフの方も2名常駐されており、参加者やスタッフ間の英語・日本語のやり取りを適宜通訳されていました。この対応は素晴らしいものであり、英語に付いていけない部分を適宜フォローしていただき、とても助かりました。この場を借りて感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。
テーマの数がある程度が揃ったところで、次は参加者が「自分が実践してみたい!」と思うテーマに投票(という名の意思表示)を行いました。この投票で集まったメンバーでチームを組み、投票したテーマについてハッカソンを進めていくことになります。若干の人数、体制調整が行われ、最終的には6テーマ(=6チーム)が出揃う形となりました。
チームが新たに編成され、いよいよハッカソンもスタート。この時点で昼食休憩の時間となっており、お弁当もスタンバイ済みで食べられる状況にはあったのですが、ハッカソンを進めるにあたってのディスカッションに集中していたこともあって、皆さんともに食事の時間も惜しい!というような雰囲気でした。