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Oracle Database Cloudでいってみよう! ~ モダンな企業向けクラウドアプリを一番かんたん・安全につくる方法(AD)

すぐ使える! Oracle Database Cloudのトライアル環境の取得とテーブル・データの作成

Oracle Database Cloudでいってみよう! ~ モダンな企業向けクラウドアプリを一番かんたん・安全につくる方法 【第2回】

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 今回は、Oracle Cloudでデータベースサービスのトライアル環境を作成し、最もシンプルなスキーマサービスのトライアル環境を作成します。ユーザーにOracleソフトウェアを意識させず、自身のアプリケーション開発に専念できるサービスとなっており、基本操作も本稿で紹介するGUIで行えます。そのため、Oracleデータベースを全く扱ったことがない方でも、汎用的なRDBMSサービスとして利用できます。

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前回紹介したとおり、データベースサービスにはいくつかのタイプが用意されています。今回はその中で最もシンプルな「スキーマサービス」のトライアル環境を作成します。

このスキーマサービスは完全に管理されたRDBMSのクラウドサービスであり、ユーザーはサーバープロセスの管理やデータベース本体の管理などを一切気にする必要がありません。バックアップや障害対策、各種パラメーターの調整もすべてクラウド側で実施されます。

トライアル環境を構築した後には、テーブルとそのフィールド(列)を定義し、データを追加(1件追加とCSVファイルからの一括追加)するところまでの基本操作をGUI上から行ってみます。

トライアル環境を取得する

まず、Oracle Database Cloud Serviceのサイトにアクセスし、[試してみる]をクリックします。

Oracle Database Cloud Serviceのサイト
Oracle Database Cloud Serviceのサイト

「30日間無料トライアル」画面で、Database Schema Serviceの[トライアルを開始]をクリックします。

トライアルを開始
トライアルを開始

Oracleのシングルサインインの画面に遷移しますので、Oracleプロファイルをお持ちであればそのままログインします。Oracleプロファイルをお持ちでない場合は、右側の「プロファイルの作成」をクリックして新規にアカウントを作成し、その後このページに戻ってサインインしてください。

シングルサインインの画面
シングルサインインの画面

「Oracle Database Cloud Serviceへのトライアル・サブスクリプションのサインアップ」に移るので、アカウント情報を入力して[次へ]をクリックします。各フィールドの詳細はそのフィールド右にある「?」マークをクリックすると表示されます。

アカウント情報を入力
アカウント情報を入力

この画面で[検証コードのリクエスト]ボタンをクリックすると、自分のメールアドレス宛に検証コードが送信されます。メールを確認し、そのコードを入力して[次へ]をクリックします。

検証コードのリクエストと入力
検証コードのリクエストと入力

サービスの詳細情報を入力します。この画面には、アイデンティティ・ドメインなど、Oracle Cloudを利用する上で知っておくべきパラメータがいくつかあります。順に説明しましょう。

サービスの詳細情報を入力
サービスの詳細情報を入力

「アイデンティティ・ドメイン」とは、このデータベースサービスが所属するグループです。1つのアイデンティティ・ドメインには複数のデータベースサービス、あるいは他のサービスを所属させることができ、それらを管理するユーザーも複数登録することができます。

アイデンティティ・ドメインのイメージ
アイデンティティ・ドメインのイメージ

一般的なユースケースでは、1つの企業につき1つのアイデンティティ・ドメインを作成し、その中に必要なサービスとユーザーをすべて含めていく形が考えられます。より大きな企業では、プロジェクトや部門ごとにアイデンティティ・ドメインを作成することも考えられます。

既存のアイデンティティ・ドメインがない場合は、先ほどの画面のように「新規アイデンティティ・ドメインの作成」を選択して、新しいアイデンティティ・ドメイン名を入力してください。

「サービス名」は、アイデンティティ・ドメイン内で今回作成するデータベースサービスを一意に識別するための文字列です。

「リージョン」はこのアイデンティティ・ドメインに属するサービスが稼働するデータセンターの場所です。

すべてのフィールドを入力したら[トライアルのリクエスト]ボタンをクリックします。

最後に確認画面が表示され、これでトライアル環境のリクエストは完了です。

確認画面
確認画面

なお、トライアル環境が作成されるまで、1〜2日を要することがあります。作成が完了すると、次のように一時パスワード、データセンターが記載されたメールが送られてきます。

トライアル環境が作成されると送られてくる、一時パスワードやデータセンターが記載されたメール
トライアル環境が作成されると送られてくる、一時パスワードやデータセンターが記載されたメール

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トライアル環境にログインする

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この記事の著者

中嶋 一樹(ナカジマ カズキ)

日本オラクルのエバンジェリスト。Cloud Platformに関するエンジニアリングと啓蒙活動を担当。クラウドのビルディングブロックを使ったモダンなアプリケーションの開発、エコシステムの構築をライフワークにしている。公私ともに何かを開発していることが多い。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/9101 2016/02/01 18:00

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