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データで未来を切り開く ARISE analyticsのデータサイエンティスト・エンジニアのキャリア(AD)

課題の本質を見抜きお客さまと二人三脚で解決に導きたい──「データコンサルタント」今井ちひろさん

第4回 「データコンサルタント」のキャリア

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上司と壁打ちすることが成長につながる

 効果検証や統計などの分析スキルは、今井氏は書籍を読むなどしてコツコツと勉強している。「当社のARISE universityという教育制度では、書籍購入の補助があるので助かっています。私はマイペースに独学で進めていますが、社内では輪読会や勉強会を開催する方もいます。向上心が高い人が多いので、いい刺激を受けています」

 一方、コンサルティング力を強めるためのキャッチアップ方法としては、「書籍を読むことももちろんですが、尊敬している上司から学ぶことが多いですね」と今井氏。週2~3時間程度、壁打ちの時間をもらい対話している。「上司と壁打ちすることが、成長に繋がっていると思います」

 例えばau PAYの案件で、今井氏は2022年4月からau PAY分析チームのサブチームリードを務めている。「上司はもっと大きな視点でお客さまのサービス全体を横断的にみています。私たちがauPAYに関するデータ分析から示唆を出しネクストアクションを提案する際、全体の方向性とその提案の方向性がずれないよう、私たち自身認識を合わせることがとても重要となります。また、長期的な目線でも上司と壁打ちして、考えを整理するので非常に勉強になります」

 そのほかにもコンサルティング力を高めるために、毎週金曜日の午前中に行われる講座やLTなどにも積極的に参加している。「いろいろ参加しましたが、特に学びになったのが親会社であるアクセンチュアのマネジメントディレクターの方によるキャリアの話。どういうキャリアを積んできたのか、また壁にぶつかったときにどう乗り越えてきたのかなど、これまでの歴史を話してくれるんです。入社して3年目になると壁にぶつかることも増えるので、非常に参考になります」

お客さまと二人三脚で課題解決していきたい

 ワーキンググループ活動やギルド活動など、社内横断的な活動にも積極的に参加している今井氏。「今年は運動会を企画・実施しました」と笑顔で語る。同社で運動会を実施するのは初めてのこと。「リモートワークが多く、運動不足の社員が増えてきたこと。また対面でのコミュニケーションも減ってしまいました。運動会なら社内交流を活発化し、運動不足解消で健康促進にもなります。言い出しっぺは私なので、社長に予算のお願いをし、多くの社員に参加してもらえるよう社内PRも頑張りました」

 そのほかにも社内の蔵書を管理する図書委員やSDGsの推進委員など、「さまざまな活動に首を突っ込んでいます」と笑みを浮かべながら続ける。「例えば図書委員に就いたのは、せっかく書籍購入制度があるのに活用されていないからです。もっとその制度を社内の皆さんに知ってもらいたいと思いました」

 ARISE analyticsでデータコンサルタントとしてキャリアを積みつつ、社内横断的な活動にも積極的にスキルアップに務めている今井氏に、今後の目標について聞いてみた。

 「目標は2つ。1つはお客さまと二人三脚で課題を解決し、お客さまのビジネスに貢献できるコンサルタントになること。もう一つは、担当するサービスを最適化できるコンサルタントになりたいです。そのためにはお客さまと真摯に向き合い、お客さまのビジネスを幅広く見渡すことが必要でしょう。この2つができるデータコンサルタントを目指していきたいですね」

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この記事の著者

中村 仁美(ナカムラ ヒトミ)

 大阪府出身。教育大学卒。大学時代は臨床心理学を専攻。大手化学メーカー、日経BP社、ITに特化したコンテンツサービス&プロモーション会社を経て、2002年、フリーランス編集&ライターとして独立。現在はIT、キャリアというテーマを中心に活動中。IT記者会所属。趣味は読書、ドライブ、城探訪(日本の城)。...

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井山 敬博(イヤマ タカヒロ)

 STUDIO RONDINOのカメラマン。 東京綜合写真専門学校を卒業後、photographer 西尾豊司氏に師事。2008年に独立し、フリーを経て2012年からSTUDIO RONDINOに参加。 STUDIO RONDINO Works

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