柳井です。 最近、幸田露伴の「五重塔」を読みました。ページにびっしりと文字が並び、句点もほとんどなく、最初は読みにくいなと思いながら、ちびりちびりと読み進めていたのですが、ある程度話が展開してきてからは一気に最後まで読み進められました。 この小説は、不遇の職人が、恩ある親方と仕事を取り合う形になりながらも、五重塔を自分の手で建てたいと切望する話です。主人公は生き方が不器用なせいで、腕はありながらも格の低い仕事しか来ない状態になっています。 人間、安い仕事ばかりしていると鬱屈がたまっていき、考え方が小さくなっていきます。この本を読んで、たまには周囲の目を無視して、大きな仕事を取りに行かないといけないと思いました。 |
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連載お気楽マンガ。リアルタイムビューの情報に依存した民衆は、情報操作のなすがままに。毎週火曜日更新。
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柳井 政和(ヤナイ マサカズ)
クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。
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