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初めてのCatalyst入門(3)
処理の入り口はアクション

コントローラのURLパスとアクションの定義方法

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2009/10/30 14:00

 本連載では、Perlで実装されたWebアプリケーションフレームワークであるCatalystについて、基本的な仕組みや実装方法などをサンプルを交えて紹介していきます。Catalyst入門の第3回目である今回から数回にわたって、Catalystの主要なコンポーネントの1つであるコントローラについて説明していきます。

目次

はじめに

 Ruby on Railsの登場から、Webアプリケーションを構築するためのフレームワークはさまざまなLL(Lightweight Language)系言語を中心に生み出されてきました。

 本連載ではPerlで実装されたWebアプリケーションフレームワークであるCatalyst(カタリスト)について、基本的な仕組みや実装方法などをサンプルを交えて紹介していきます。

 前回は、Catalystの処理の流れや、アプリケーションクラス、コンテキストなどの主要コンポーネントなどについて紹介しました。ここからはコントローラについて、複数回に分けて紹介します。

 本記事ではコントローラのURLパスとアクションの定義方法について、サンプルを交えつつ説明します。

対象読者

  • Perlで簡単なスクリプトを作成したことのある方
  • Webアプリケーションの基本的な仕組み(HTTPリクエスト、レスポンスなど)についての知識のある方

これまでの連載

必要な環境

 本連載で紹介するサンプルの実行環境は次のとおりです。

CentOS 5.3
  • Perl 5.8.9
  • Catalyst 5.80007

 また、動作確認を行ったWindowsの環境は次のとおりです。

Windows Vista
  • ActivePerl 5.8.9 Build 826
  • Catalyst 5.80007

CatalystのURL

 前回の記事でも説明しましたが、もう一度CatalystのURLについておさらいしましょう。URLは、一般的に次のような要素から構成されます。

URLを構成する要素
URLを構成する要素

 Catalystでは「http://example.com:3000/」をベース、「foo/bar」をパスとして取り扱い、パスによって呼び出すべきメソッド(サブルーチン)を決定します。この呼び出すべきメソッドのことをアクションと呼びます。アクションはコントローラに定義されたメソッドであり、特別なアトリビュートが定義されています。要求されたパスが、どのアクションに結びつけられるかは、アトリビュートとコントローラのネームスペース、そしてメソッド名から決定されます。ネームスペースは、コントローラのパッケージ名から先頭の「<MyApp>::Controller::」を取り除き、「::」を「/」に変換し、文字列を小文字に変換したものです。

 例えばコントローラのパッケージ名が「<MyApp>::Controller::Foo::Bar」の場合のネームスペースは、「foo/bar」になります。

 また「catalyst.pl」コマンドでアプリケーションのスケルトンを作成した際に作成される「<MyApp>::Controller::Root」は特別な存在で、ネームスペースは定義されておらず、トップレベルのURL「http://localhost:3000/」にマッピングされます。また、ネームスペースはパッケージ名と関係ない文字列で上書きもできます。


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著者プロフィール

  • 山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

    静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for ASP/ASP.NET。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「入門シリーズ(サーバサイドAjax/XMLD...

  • WINGSプロジェクト 花田 善仁(ハナダ ヨシヒト)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2012年2月時点での登録メンバは37名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂き...

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