本稿はデータベースソフトウェア「SQL Anywhere」およびデータベース全般に関する英語ドキュメントを翻訳する形で提供しています。図など、部分的に英語のままになっていますが、製品のSQL Anywhere自体は完全に日本語化されていますのでご安心ください。
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5月9日の午後、Computing Research Associationが自身のWebサイトにて、コンピュータサイエンスプログラムに関する2009~2010年Taulbee調査報告書を発表しました。
先月、ComputerworldのPatrick Thibodeau氏がTaulbee調査結果のプレビューで述べていたように、登録者数は前年比約10%増です。プログラムによっては女性の登録者数が2008~2009年よりわずかに増加しているケースもあり、心強い限りです。しかし、コンピュータサイエンスプログラムにおける女性の数は男性に比べて引き続き著しく後れを取っています。
- 博士号プログラムでは、女性の修了者は全体の18.8%で、前年度の20.8%から減少しています。
- 学士号プログラムでは、女性の修了者はコンピュータサイエンス、コンピュータ工学、情報システムの各コースを合わせたプログラム全体の13.8%で、前年度(11.3%)から2%以上増加しています。
残念ながら、一部の数字はどの大学がCRAの調査に回答したかに影響を受けている可能性があります。今年は調査への参加者が減少しており、特にカナダでの減少が目立っているからです。
カナダでは、コンピュータサイエンスの新規専攻者の数が3年連続で4%近く増加したが、専攻者の総数を見ると8%近く減少した。カナダでの学士号の授与数は15%以上増加した。これらの傾向には、特定の学科から寄せられた報告が大きな影響を与えている。
そのため、カナダのコンピュータサイエンスプログラムの参加者が全体で増加しているかどうか、およびこれらのプログラムに参加する女性の比率が本当に増加しているかどうかは判断が難しいところです。
Patrick ThibodeauによるComputerworldの記事へのリンクを教えてくださったクイーンズ大学(オンタリオ州キングストン)のWendy Powleyに感謝します。