SQL基礎:レコード更新(UPDATE文)
次は、レコードの更新について説明します。例えばある店舗が引越をし、店名や店舗Noはそのままで住所と予算を変更する場合などに、レコードの更新を行うUPDATE命令を用います。それでは以下のSQLを実行し、店舗Noが「1」の店舗の住所を「渋谷」に、予算を「2500」に変更してみましょう。
UPDATE restaurant SET address='渋谷',price='2500' WHERE restaurant_no = '1';
実行後、画面上部の[表示]をクリックし、うさぎやの住所と予算が変更されていることを確認してください。
UPDATE命令は以下の書式で記述します。
UPDATE テーブル名 SET カラム名1='値1', カラム名2='値2' …WHERE条件
条件の書き方はSELECT命令と同じで、更新対象のレコードを絞り込む目的で使用します。もし条件を記述しなければ、すべてのレコードが更新されてしまいますので注意しましょう。
SQL基礎:レコード削除(DELETE文)
最後に、レコードを削除するSQLに関して説明をします。削除はDELETE命令を用います。それでは、以下を実行して店舗Noが「4」の店舗を削除してみましょう。
DELETE FROM restaurant WHERE restaurant_no = '4';
実行後、画面上部の「表示」より、店舗Noが「4」の店舗が削除されていることを確認してください。
DELETE命令の書式は以下の遠りです。
DELETE FROM テーブル名 WHERE 条件
条件の書き方はSELECT命令と同様で、DELETE命令の場合は削除する対象のレコードを絞り込むために記述します。DELETE命令でWHERE条件を忘れてしまうと、すべてのレコードが消えてしまうため注意して使いましょう。
また、今回は主キーである店舗Noを絞込み条件に用いて削除しました。もし店名を絞込み条件に使った場合、「エスパーニャ」渋谷店や、「エスパーニャ」池袋店が存在した場合はこれらも同時に削除されてしまいます。状況に応じて、絞込み条件に主キーを用いるようにしてください。
まとめ
今回は、データベースの基本的な考え方と、phpMyAdminという管理ツールを用いたSQLの実行方法を説明しました。
次回はPHPを用いたSQLの実行に関して説明をします。PHPからSQLを実行できるようになれば、多くのデータを簡単に表示したり、指定の条件で検索したりするような動的なWebページが作成できるようになります。
- 店舗情報のようなさまざまな情報を格納するデータの集合体を「データベース」と呼ぶ
- データベースは高機能なEXCELのようなもので、SQLと呼ばれる言語を用い操作する
- テーブルの作成はSQLの
CREATE TABLE命令を用いる - レコードの挿入はSQLの
INSERT命令を用いる - レコードの検索はSQLの
SELECT命令を用いる - レコードの更新はSQLの
UPDATE命令を用いる - レコードの削除はSQLの
DELETE命令を用いる
参考文献
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![[表示]をクリックすると、店舗No.1のうさぎやの住所と予算が変更されていることが分かる](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/3685/09s.gif)
