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初めてのCatalyst入門(9)
Catalystのテスト関連モジュール

Catalystでテストを作成・実行

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2010/05/07 14:00

 本連載では、Perlで実装されたWebアプリケーションフレームワークであるCatalystについて、基本的な仕組みや実装方法などをサンプルを交えて紹介していきます。第9回目の今回は、Catalystで用意されているテスト関連のモジュールについて紹介していきます。

目次

はじめに

 前回まででCatalystの主要コンポーネントについては一通りの紹介が終わりました。本記事では、Catalystで用意されているテスト関連のモジュールについて紹介していきます。

対象読者

  • Perlで簡単なスクリプトを作成したことのある方
  • Webアプリケーションの基本的な仕組み(HTTPリクエスト、レスポンスなど)についての知識のある方

これまでの連載

必要な環境

 本連載で紹介するサンプルなどで実行している環境は次の通りです。

CentOS 5.3
  • Perl 5.8.9
  • Catalyst 5.80020

 また、動作確認を行ったWindowsの環境は次の通りです。

Windows Vista
  • ActivePerl 5.8.9 Build 826
  • Catalyst 5.80020

Catalystでのテスト

 テストについてはCatalystに限らず、その必要性がさまざまなところで説明されているのでここでは深くふれませんが、開発者の支えとなるものとして積極的にテストコードを書くようにしましょう。

 Catalystでは、<MyApp>/tディレクトリ以下に「.t」という拡張子を持つスクリプトファイルにテストコードを記述します。このディレクトリにはscript/<MyApp>_create.plヘルパスクリプトでコントローラなどのコンポーネントを作成した場合に、簡単なテストを記述したテストスクリプトが自動的に作成されます。

 コンポーネントごとの詳細なテストは、これらのテストファイルにテストコードを追加していくことで、より具体的なテストを行うことができるようになります。

 初期状態でどのようなファイルがあるかを見ていきましょう。catalyst.plを使ってアプリケーションのスケルトンを作成すると、テストに関連する次のようなファイルが作成されます。

catalyst.plで作成されるテスト関連のファイル
ファイル名 説明
script/<myapp>_test.pl コマンドラインからアクションを実行し、その結果を出力
t/01app.t アプリケーションのロード、コンパイルなどを検証
t/02pod.t すべてのPOD(モジュールのドキュメント)にエラーがないかどうか検証
t/03podcoverage.t すべてのメソッドにPODが記述されているかどうか検証

 まず、<myapp>_test.plは、テストというよりも実装したアクションを実行し、その結果を出力するためのヘルパスクリプトです。

 例えばRootコントローラのfooアクションを実行するには次のように指定します。

[リスト1]<myapp>_test.plの実行
$ ./MyApp/script/myapp_test.pl /foo

 次に、tディレクトリ以下の02pod.tと03podcoverage.tはスクリプトに埋め込まれたドキュメントである、POD(Plain Old Documentation)についてのテストファイルで、環境変数「TEST_POD」を1にした場合のみ実行されます。

 01app.tについては、後ほど説明します。


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著者プロフィール

  • 山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

    静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for ASP/ASP.NET。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「入門シリーズ(サーバサイドAjax/XMLD...

  • WINGSプロジェクト 花田 善仁(ハナダ ヨシヒト)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2012年2月時点での登録メンバは37名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂き...

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