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速習 Unity 2Dゲーム開発

速習 Unity 2Dゲーム開発
~第2回 キャラクターの配置

速習 Unity 2Dゲーム開発 第2回


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 前回はUnityのインストールを行い、Assets Storeからサンプルをインストールして動かしてみました。今回は、Visual Studioで開発するための「Visual Studio 2013 Tools for Unity」を導入し、最後にキャラクターを配置して画面に表示するところまでを解説します。

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編集部からのお詫び(2014年11月10日)

 手違いで11月6日から10日にかけて、第1回の本文として、第2回の本文が表示されてしまっておりました。期間中に当連載をご愛読いただきました読者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

本記事の環境

 本記事は以下の環境で開発を進めるものとします。

  • 開発OS: Windows OS(UnityはMac OSでも同様に開発可能)
  • Unity: 4.5.3
  • 開発言語: C#
  • IDE: Visual Studio 2013 + Tools for Unity(標準のMono Developでも可)

 OSについてはWindowsを利用しますが、Macでも同様に開発可能です(IDEにVisual Studioを利用することはできません。)。IDEにVisual Studioを利用しますが、標準のMonoDevelopでもコードは変わりません。

Unityのバージョンについて

 第1回執筆時にのUnityのバージョンは4.5.2でした。

 第2回(今回)の記事の執筆開始時に確認したところ、バージョン4.5.3がリリースされていました。確認したところ、画面やAPIレベルでの大きな変更はないため本連載で利用するUnityのバージョンも合わせて4.5.3に変更しました。

Visual Studio 2013 Tools for Unity

 Unityでの開発には、標準のMonoDevelop以外も利用することができます。上部メニューの「Edit」-「Preferences...」の「External Tools」で確認、変更が可能ですが、MonoDevelop以外だとデバッグに対応していないなど、機能が不足しています。

 Visual Studioの場合でも、上記設定からVisual Studioを選択した場合はエディタとして利用することは可能ですが、ブレークポイントを使ったデバッグなどが利用できません。デバッグを利用したい場合は、以下で説明するVisual Studio 2013 Tools for Unityを導入してください。

エディタの設定
エディタの設定

 C#で開発する際にはMicrosoft製のVisual Studioが使いやすいのですが、これまではUnityVSという有償のツールを導入しないと、Visual StudioでUnityプロジェクトのデバッグができませんでした。

 しかしUnityVSの開発元をMicrosoftが買収したため、UnityVSはVisual Studio 2013 Tools for Unity(以下VS2013 for Unity)として無償で利用可能になりました。

 本記事ではこのVS2013 for Unityを用いて開発を進めますが、MonoDevelopに慣れている方はMonoDevelopを利用されてもコードレベルで異なることなどはありません。

VS2013 for Unityの導入

 VS2013 for Unityを導入するには、以下のリンクからダウンロードします。

VS2013 for Unityのダウンロード
VS2013 for Unityのダウンロード

 ダウンロードした「Visual Studio 2013 Tools for Unity.msi」を実行します。

VS2013 for Unityのインストール
VS2013 for Unityのインストール

 インストールが完了したらインストーラーを閉じてUnityを起動します。

VS2013 for Unityのインストール完了
VS2013 for Unityのインストール完了

 Unityの上部メニューから「Assets」-「Import Package」-「Visual Studio 2013 Tools」をクリックします。

Visual Studio 2013 Toolsをクリック
Visual Studio 2013 Toolsをクリック

 起動したポップアップのすべてにチェックが入っているのを確認して「Import」をクリックします。

Visual Studio 2013 Toolsをインポート
Visual Studio 2013 Toolsをインポート

 メニューに「Visual Studio Tools」が追加されます。

上部メニューに「Visual Studio Tools」が追加される
上部メニューに「Visual Studio Tools」が追加される

 上部メニューから「Visual Studio Tools」-「Open in Visual Studio」をクリックします。

 Unityプロジェクトのデバッグなどに対応したプロジェクトが作成され、Visual Studioが起動します。Unityの2Dゲーム開発機能のデバッグ方法などは今後、ゲームを開発する中で紹介していきます。

Visual Studioの起動画面
Visual Studioの起動画面

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この記事の著者

西村 誠(ニシムラ マコト)

 Microsoft MVP Windows Platform Development。 Flash、PHPの開発経験もあり国産ECサイト構築フレームワーク「EC-CUBE」の公式エバンジェリストでもある。 ブログ:眠るシーラカンスと水底のプログラマー 著書:基礎から学ぶ Windowsストアアプリ開発

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/8027 2014/11/10 16:22

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