大小さまざまなプロダクト群を抱える株式会社リクルートは、扱う領域も多岐にわたる。2020年には中核事業会社それぞれに存在していた商品部門を先行して統合。プロダクトマネジメントの横断的な組織が生まれ、活発なナレッジシェアなどの取り組みが行われている。同社のプロダクトデザイン室室長 戸田洋平氏に、リクルートのプロダクトマネジメントに対する考え方や、求める人材像を聞いた。
株式会社リクルート プロダクトデザイン室室長 戸田洋平氏
エンジニアからキャリアをスタートし、マーケティングの経験を積んだ後、株式会社リクルートへ入社。UXや事業開発に携わり、2020年にプロダクトデザイン室室長に就任。

プロダクトマネージャーの3つのキャリアパス
リクルートが提供するサービスはカスタマーとクライアントをマッチングするマルチサイドプラットフォームがメインとなっており、メディアも情報誌、アプリ、Webサービスなどさまざまだ。
その中でプロダクトマネージャーの役割として、リクルートのプロダクトを選び続けてもらうために、カスタマー(消費者)側、クライアント(企業)側それぞれの情報検索や、日々の業務における課題をビジネス戦略などの上流工程から携わり、解決していくことが求められる。
リクルートのプロダクトマネージャーの業務範囲(公式サイトより引用)
各プロダクトではUIデザイナー、エンジニア、マーケティング、データ担当、営業が所属しており、一つのゴールを達成するために1つのチームとしてそれぞれが機能的に動いている。そのハブ的な立ち位置で動くのがプロダクトマネージャーだ。戸田氏は、プロダクトマネージャーが所属するプロダクトデザイン室の室長である。この組織について戸田氏は次のように説明した。
「プロダクトデザイン室には現在、総勢470名前後が所属しています。職種としては、プロダクトの磨き込みや新規機能開発・商品企画などを行うプロダクトマネージャー、クライアント課題の特定~企画・運用設計・実行を担うクライアントサクセス、クリエイティブの観点からプロダクト価値を向上させていくデザインディレクター、という3つの職種に分かれます」(戸田氏)
同社のプロダクトマネージャーには3つのキャリアパスがある。プロダクトマネージャーとしての専門性を磨いていくパス、プロダクトだけではなく事業全体に責任を持つ事業責任者へのパス、組織や人材に責任を持つグループマネージャーへのパスの3つだ。それぞれのステップアップを正しく支援・評価するために、独自のグレード評価制度を設けている。
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森 英信(モリ ヒデノブ)
就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・...
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