ラクスは6月23日、2030年に向けたAI戦略の特設サイト「ラクスのAI戦略」を公開した。顧客ごとの業務ルールや運用にAIが寄り添う「協働型AI」からスタートし、将来的に人の関与を最小限に留める「完全自動化」を目指すロードマップを提示している。
同社のアプローチは、正確性が求められるバックオフィス業務において、人とルールベースのシステム、そしてAIが役割分担して業務を完遂させるというもの。AIを導入して終わりにするのではなく、実際の業務に定着するまで伴走し支援する姿勢を強調している。
公開されたロードマップでは、2025年から2026年を「フェーズ1:作業を協働」と位置づけ、経費精算における伝票作成の自動化や、販売管理でのチャットによるデータベース構成提案など、入力補助や部分自動化を推進する。続く「フェーズ2:判断を協働(2026〜2027年)」では、適格請求書の自動チェックや申請レビュー、メールマーケティングのHTMLメール自動生成など、思考を伴う領域での判断支援を展開する。
最終的な「フェーズ3:完全自動化(2027〜2029年)」においては、証憑と伝票の自動照合など、最終確認のみを人が行い業務が自律的に完遂される状態を目指すという。既存の業務フローにAIをどのように組み込み、段階的に自動化の領域を拡張していくかを示すロードマップとして、プロダクトマネージャーにとっても参考になる事例といえる。
各フェーズで実装される機能の詳細や具体的なAI活用のアプローチについては、特設サイトで確認できる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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