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アトラシアン、AIによる障害の事前検知と自動修復を備えた新サービス基盤を発表

 アトラシアンは10月14日、サービスマネジメントソリューション「Service Collection」の新機能を発表した。組織のコンテキストを活用し、従来の受動的なチケット処理から、AIが先回りして対応するプロアクティブな運用への進化を支援する。

 企業のITサービス部門では、システム障害が発生してから対応する後手に回ったチケット処理や、ツールの分断による生産性低下が課題となっている。同社の調査によれば、多くの企業がエージェント型AIの導入を計画しているものの、AIが効果を発揮するための組織内ナレッジやコンテキストが統合されている組織はわずか18%にとどまっているという。こうした課題を解決するため、組織横断のコンテキストグラフ「Atlassian Teamwork Graph」とAI「Atlassian Rovo」を中核に据えた新機能を提供する。

Solution Composer
Solution Composer

 新機能により、受動的対応からプロアクティブな解決への転換を図る。「AI Change Risk Assessment」は、技術や運用、ビジネス影響に関わるリスクをAIが多角的にスコアリングし、変更起因のインシデントを未然に防止する。また「Proactive Service Management」では、エンドポイントデバイスの健全性を常時監視し、不具合報告前にパフォーマンス低下を検知して自動修復や適切なチームへの振り分けを行う。

 さらに、日常業務ツール上での運用完結を実現した。SlackやMicrosoft Teams、Claudeなどのチャットツールや生成AIインターフェースから画面を切り替えることなく、「Jira Service Management」のガバナンスを維持したままインシデント調査やリクエスト対応が可能となる。

 加えて、自然言語による迅速な構築と運用要員の最適化を支援する。「Solution Composer」を利用すれば、自然言語による指示のみで申請ポータルやワークフローを数分で自動構築できる。「Workforce Management」により、スケジュール管理や稼働状況、チームキャパシティなどを一元化し、業務を最適な担当者へ自動的に割り当てる。

ハードウェア資産管理
ハードウェア資産管理

 ハードウェア資産管理のネイティブ統合も行われ、サーバーやPCなどの情報を利用する社員やチーム、関連インシデントと紐付けて管理できる。AIが保証期限切れなどを事前に検知し、自動補充ワークフローを起動する予防保全機能も備える。

 各機能の提供状況として、「AI Change Risk Assessment」「Workforce Management」「ハードウェア資産管理」は一般提供を開始している。「Solution Composer」はオープンベータ、「Proactive Service Management」および「日常業務ツール連携」は限定早期アクセスとして提供予定だ。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

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