インテージホールディングスは、生成AIを用いて生活者像を再現するAIサービス「PerSearch(ペルサーチ)β版」の提供を開始した。全国15〜79歳の男女7万人を対象とした同社の消費者パネル調査(SCI)による実際の購買データを基に、AIペルソナを生成するサービスとなる。
近年、生活者の価値観や行動は細分化しており、年齢や性別などの属性だけでは捉えきれなくなっている。一方で、企業が市場調査に割ける人員や予算、時間は限られており、特に新規参入市場や主力以外の商品領域では、担当者の勘や経験に頼らざるを得ない場面が少なくない。生成AIを用いて生活者像を再現する取り組みは広がっているものの、意識調査や公的統計を基としたものが多く、「実際に何を買ったのか」というデータに基づき対話できるサービスは限られていた。
PerSearchでは、ターゲットセグメントの属性や価値観、購買行動の大まかな確認を通じて市場全体を俯瞰できる。加えて、同一の生活者による消費財領域の購買情報を継続的に収集したデータを活用することで、デモグラフィック属性や価値観など多様な切り口での分析が可能となる。
また、AIペルソナとの対話をサポートする「対話ガイド機能」も搭載している。同グループが蓄積してきたリサーチノウハウを基に、何をどのように尋ねればよいかのガイドを自動生成し、具体的な問いや手順に伴走する。これにより、専門的な調査設計の経験がなくても質問の深掘りが容易になり、仮説の解像度を高めた意思決定が可能になるとしている。
同社はまずβ版の提供を通じて初期顧客の反応を確認し、機能の追加や提供範囲の拡大を進めていく構えだ。サービスの詳細は、インテージホールディングスのニュースリリースで確認できる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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