AI時代の収益化を支援するマネタイゼーションプラットフォームを提供するZuoraは、最高製品責任者(CPO)にErika Trautman氏が就任したことを発表した。Trautman氏は創業者兼CEOであるTien Tzuo氏の直属として、グローバルにおけるプロダクト戦略およびイノベーションを統括する。
企業が提供する製品や顧客の購買行動がAIによって変化する中、同社はマネタイゼーション領域のプロダクト強化を推進している。主に3つの領域での強化が挙げられており、1つ目は「AI Monetization Suite」による収益化支援である。これはAIサービスの価格設計や柔軟なオファーの立ち上げ、利用量や請求と収益の連携を可能にする。2つ目は「Zuora AI」を用いた財務および経理業務へのAI活用であり、既存システム上でのQuote-to-Cash領域の生産性向上を図る。3つ目は実装エージェント「Milo」の提供による導入期間の短縮であり、同社によれば最大80%少ないリソースで数週間での稼働開始を実現できるとしている。
日本市場においても、生成AIやAIエージェントを自社製品に組み込む動きが広がっている。利用量や提供価値に応じてコスト構造が変化するAIサービスでは、従来型の月額固定モデルだけでは収益確保が難しくなるケースがある。Zuora Japanの代表取締役社長である岩上茂樹氏は、日本企業がAIを通じて収益を創出し成長を支える企業へ進化することを支援していくと述べている。
新たにCPOに就任したTrautman氏は、Sprout Socialでの最高製品責任者や、Atlassianでのプロダクト統括、Googleでのプロダクトディレクターなどを歴任してきた。Atlassianの「Confluence」では初のLLM搭載機能の立ち上げを推進した実績を持つ。同氏は、AIが企業の販売方法や財務チームの生産性を大きく変えようとしていると語り、Quote-to-Cash全体におけるAIのマネタイゼーション変革を牽引していく方針だ。本発表や提供機能の詳細は、Zuoraの公式ウェブサイトで確認できる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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