『プロダクトマネージャーになりたい人のための本』の著者が書籍に書ききれなかった、最新の「転職活動のコツ」
プロダクトマネージャー専門コンサルタントだから話せる、プロダクトマネージャーキャリアの最前線 第3回
経営の要となるハイクラス人材のキャリア支援を展開するクライス&カンパニーでは、及川卓也氏を顧問に迎え、プロダクトマネージャー職の支援にも力を入れている。本稿では、述べ1600人以上のプロダクトマネージャーを支援してきた実績を持つ同社のキャリアコンサルタントに、プロダクトマネージャーとしてのキャリア構築に役立つ知見を紹介いただく。第3回は、筆者たちが昨年翔泳社から刊行した書籍『プロダクトマネージャーになりたい人のための本』に書ききれなかった内容や、発刊後にアップデートされた知見についてお届けする。(編集部)
書類選考の通過率を高める職務経歴書の秘密
私たちが執筆した『プロダクトマネージャーになりたい人のための本』(翔泳社)の発刊からおよそ1年が経過しました。この間、実に多くの方から反響をいただいています。
「プロダクトマネージャーになった後、どんな壁にぶつかるかが分かり、とても参考になりました」
「チームの若手にも読ませたいので2冊購入し、1冊を会社に置いています」
そうした声をたくさんいただき、実際に活用されているのだと実感しています。

とりわけ「転職活動で役に立った」という声をいただいているのが、読者特典の職務経歴書サンプルです。本を購入した人はプロダクトマネージャー向けと、プロダクトマネージャーを目指す人向けの職務経歴書サンプルがダウンロードできるようになっています。このサンプルを活用して職務経歴書を作成すると比較的完成度が高いものを作ることができ、書類選考を通過できる可能性が高まるのです。

なぜ、完成度が高くなるのかといえば、そもそもプロダクトマネージャーのためだけに作成された職務経歴書のサンプルは、おそらく他にありません。また、プロダクトマネージャーになるには、さまざまなキャリアのルートがあります。そこでサンプルはプロジェクトマネージャー向け、エンジニア向け、事業企画向けと、転職希望者のバックグラウンドに合わせ複数のバージョンを用意しているので、非常に使いやすくなっています。
内容面の特徴としては、これまでのご自身の経験について「課題」「打ち手」「成果」の3項目をワンセットにして書く構成になっている点があげられます。
一般に、プロダクトマネージャー志望者の職務経歴書では、プロジェクトごとに「これをやりました」と打ち手を羅列しているだけの人を多く見かけます。しかし、そうではなくどのような課題を発見し、どんな手を打ち、その結果はどうなったのかというところまでワンセットで振り返り、職務経歴書にまとめる。そうすると「この人はこういう目的でこんな打ち手を取ったのか」と思考のプロセスが浮かび上がってきて、書類選考の段階で企業側は、応募者の仕事ぶりがイメージしやすくなり、理解が進みます。
加えて「課題」「成果」「打ち手」のフレームで自身の経験を棚卸しして言語化しておくと、面接でも自分の経験を思考のプロセスに沿って話せるようになるので、そのまま有効な面接対策にもなります。
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山本 航(クライス&カンパニー)(ヤマモト ワタル)
野村総合研究所を経て2018年にクライス&カンパニーへ入社。主にプロダクトマネージャーやコンサル出身者のキャリア支援を専門とし、Podcast番組「プロダクトマネージャーのキャリアラジオ」のパーソナリティを務める。2022年プロダクトマネージャーカンファレンス登壇。 「プロダクトマネージャーのキャリア・転職支援」
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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松永 拓也(クライス&カンパニー)(マツナガ タクヤ)
大手食品メーカー、大手人材紹介会社を経て2018年にクライス&カンパニーへ入社。IT/Web業界に強みを持つキャリアコンサルタントとして10年以上の経験を持つ。2019年プロダクトマネージャーチームの立ち上げを行い、これまで250名以上のプロダクトマネジメントのキャリア面談を実施。2021年プロダク...
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