グローバルで8000社以上の導入実績をもつプロダクト分析ツールのベンダー「米Mixpanel社」のキーパーソンによる海外ブログ翻訳記事です。プロダクトマネージャーの日々の業務に役立つ、さまざまな知見をお届けします。今回は、プロダクト分析がもたらす効果を世界8社の事例をもとに解説します。
編注
原文:「8 product analytics examples 」。翻訳にあたり若干加筆修正を行っています。
はじめに
プロダクト分析では、プロダクトやユーザー行動のデータを使って、デジタルプロダクトのデザインや機能を最適化しながら、開発サイクルを繰り返していきます。プロダクト分析ツールを使えば、必要なデータを計測しながら、傾向分析が行えます。例えば、ユーザーのコンバージョン、アクティベーション、解約に関するプロダクト分析の指標を理解し改善を目指すことができるのです
デジタル企業は皆データを持っています。しかし残念ながら、多くの企業がそのデータを十分に活用できていません。
この理由は、アプリやWebサイトのほとんどが、自身の詳細なレポートを生成できるように設計されていないからです。分析機能がなければ、プロダクトがうまく機能しているかどうかを示すユーザー行動データが不完全に収集されたり、不適切な形式で保存されたりしてしまいます。
プロダクト分析ツールでは、全データソースを1つのビューに整理した形で統合します。そうすることで、どのようにプロダクトが使用されているかのデータはもちろん、その理由も理解できるので、データを有用なものに変えられます。分析から得られたインサイトを利用すれば、プロダクトを改善して、ユーザーにより大きな価値を提供できます。
プロダクト分析は、デジタル企業が収益を上げて成長を促進するための、必要な情報を提供してくれるのです。
プロダクト分析とは何か
プロダクト分析は、(アンケート調査などで)ユーザーが行うと言ったことではなく、実際にユーザーが行っていることを詳細に理解することができます。これは“reavealed behavior”(明かされた行動)と呼ばれるもので、非常に示唆に富んだデータです。
ユーザーは自分の未来を予測することは得意ではないので(新年の抱負について考えてみれば分かりますよね)、ミスが起こりやすいユーザー調査やユーザーインタビューよりもプロダクト分析を使うことで、真のユーザー行動を深く掘り下げることができます。非常に詳細なデータがあれば、プロダクト設計と継続的な開発サイクルにおいて、より良い意思決定がしやすくなります。
プロダクト分析では、ユーザーがプロダクト内で行った1回のアクション(イベントと呼ばれます)が計測されます。このプロダクト利用データとプロダクト分析から得られたインサイトは、プロダクトマネージャーやエンジニア、デザイナー、またその他のメンバー、全員が利用可能です。リテンションの改善や収益性の高いユーザーのセグメント化、付加価値の提供、プロダクト内のユーザーの行動を妨げている部分の発見や、ユーザーフローの改善などに活用できます。
会員登録無料すると、続きをお読みいただけます
この記事は参考になりましたか?
- Mixpanel, Incからのプロダクトティップス連載記事一覧
- この記事の著者
-
Mixpanel, Inc.(ミックスパネル)
Mixpanelは、29,000社以上に導入されている最新の意思決定分析プラットフォーム。リアルタイムのインサイトや直感的なレポート、柔軟に組み合わせ可能なアーキテクチャを持ち、プロダクト、グロース、データの各チームがよりスピーディに実行、連携強化でき、「何が効果的か」を的確に把握してユーザージャー...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
合同会社TOKYO MARKETING(トーキョーマーケティング)
バイリンガルのデジタルマーケティング・エージェンシー。広告、SNSマーケティング、ローカライゼーション、コンテンツ作成、SEOなど、クロスチャネルでマーケティング戦略を設計。グローバル企業を中心に、日本市場に特化したビジネスグロースを支援(旧社名:合同会社KOCHI)。https://www.tok...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
